今日も天気がいいですねー。^^
気分が、とてもいいです♪^^



さて。。。読書も色々してますが、現在の一つのテーマは『死』です。
『生と死』でもあるのですが。。。



自分としては、『嚥下できない』が、最後の切っ掛けで良いと納得してたのですが。。。









これを読むと、また複雑な気持ちになりました。
多田先生は、『免疫の意味論』を読んで感動したのですが。。。



2001年に脳梗塞で倒れ、臨死体験をした後に、半身不随・嚥下障害・声が出ない。。。という、状態になった後、何冊か執筆したのですが、その中で上記の『寡黙なる巨人』という本に、その生き様が書かれてあるのです。
臨死体験をした人は、『死』に恐怖を感じないものですが、『死』以上に苦しい中で『倒れる前よりも生きている』と感じているさまが書かれていて感動しました。



河合隼雄先生は、脳梗塞で倒れた後、意識の戻らないまま約1年後に他界。
白洲正子さんは、亡くなる2週間前に自宅で宴会を開き、ひそかに皆に別れを告げ、その1週間後に自分で救急車を呼び、死期を明確に悟って亡くなってます。(白洲さんも、臨死体験者)



多田先生のように、嚥下できなくても、食事ごとに死にそうになりながらも(嚥下出来ないので、食事が気管に入る可能性が高く危ないのです。肺炎の危険も常に付きまといます)明瞭な思考が残っているなら、家族のためにも、死ぬ気で生きるというのも尊敬に値します。



ところで。。。NHKスペシャルの『脳梗塞(こうそく)からの“再生”~免疫学者・多田富雄の闘い~』を非常に見たいのです。
これって再放送を待つしかないですかねぇ。(TT)



多田先生は、2010年に亡くなってました。
もっと本が、読みたかったです。



せめて生前のNHKスペシャルが見られれば、存外の喜びなのですが。。。



ということで、今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。m(__)m