お風呂の時間(1時間超www)に本を読んでます。
ですから、けっこうな量を読んでいます♪^^;



その中で。。。印象に残ったもの1。








実は、私の苗字は特殊です。
そして、江戸中期に長崎の西彼杵から移住したことがわかってます。



未だに所有者が書き換えられず、その長崎が本籍の先祖の土地が残っているのです。
どんだけものぐさやねんっ。。。って、感じですが。www^^;



また、西彼杵の方が本家筋だと思うのですが(その一族の存在は知ってますが会った事はありません)、そちらにも私と同じ苗字が現存しているのです。
ですが。。。江戸期に移住できるって????と、ずっと疑問に思ってました。
(農民は移住禁止:一応逃亡する『はしり』というのはあったようですが・・・)



ところが・・・この本を読んで目からうろこでした。
百姓というのは、本質的には百の姓があり、いろいろな仕事を持つ人々という意味なのです。



しかし、日本人は農耕民族という(政治的に意図的な)刷り込みがなされた結果、百姓=農民と思って(思わされて)いたわけです。
普通、小作人(=水呑百姓)といえば貧農と思いがちですが、江戸期でも船を持ち各地にまたがって商売をしたり金融業をしていた人々もいたのだそうです。




つまり、江戸期にはもう土地にしばられない層が存在したということです。
一般的には、江戸期は士農工商で、農民が7、80%と思っているのが、実は違うということなのです。



恐らく農業主体の人々は半分いなかったであろうということなのです。
だから、日本だけが一気に近代化出来た。。。というより、既に日本は江戸期に近代化していたということだったのです。



そして。。。私の話に戻りますが、西彼杵も父方の田舎の四国宇和島(移住先)も地形が非常に似ています。
入組んだ入り江、その山の裏の隠れ里のような農地・・・。



ということで、自分のルーツが一つ氷解しました。
おそらく、乱世では海賊(時代によっては倭寇もしていた?)、太平時には商業を営んでいた一族の流れなのでしょう。(そして、恐らく宇和島から紀州や鹿児島方面のルートを開拓するために移住し支店の役割でもしたのでしょう)



そして、印象に残った本2







この前作の『イブと7人の娘達』も大変知的好奇心をそそられましたが、その続編です。
前作は母方から人類のルーツをたどるのですが、今回は父方からなのですが見える景色が全然違うのです。



結局、生物(肉体)は箱(入れ物)であり本体は遺伝子(DNA)なわけですが、何故性が生まれ、しかも2つなのか?
また、女性の本体はミトコンドリアDNAで男性の本体はY遺伝子だと考えると面白くも怖い世界が見えてくるという話です。



こちらは前作を読んでから読むことをおススメします。
どちらも衝撃の本です♪^^



ということで、今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。^^