水道橋の駅前に肉屋という店がある

授業終わりに友人に誘われ、そこで夕食を食べる事になった

今まで入ろうなどとは一度も思った事の無い店だった

何故なら壁に大きく「ラーメン屋ではありません」と書いてあったからだ

私なんかはその言葉を見て馬鹿正直に
「ああ、肉中心の定食屋かなんかなんだろうなぁ」
と勝手に思っていた

ところが友人の話では、そこはラーメン屋だと

そして行ってみると、メニューはどう見てもラーメン屋である

看板に偽り有りとはこういう時に使う言葉であったかどうかは定かではないが、すっかり騙されていた

そして、案の定特徴はチャーシューの量

無料で5枚?まで増やせるようだ

個人的にラーメンは飲み物だと思っている私としては、チャーシューは1枚あれば十分だし、その1枚でもたまに邪魔になる

それが5枚である

さすがにそれは無理だ。だってチャーシューは食べ物だもん

というわけで、チャーシューは2枚にしてもらった

味のほうは濃い目の油っぽいスープで、そこそこ美味しかった

ただ友人と一緒にラーメンを食べに行くと、食べる時間に倍近い開きが出来てしまうのは何故なのだろうか
昨日兄が帰ってきた

別にそれは良い

兄に貸していた2万円も帰ってきたことだ

だが予想外の問題が発生した


兄が帰ってくるという事で、父が刺身やら肉やら大量に買ってきたのだ

一日では食べきれない量である

そして問題は、昨日食べる予定だった分の食品である

昨日で丁度消費期限が切れるものと、既に切れていて、急いで食べないといけないものがあった

それは全て先送りにされたのである


今日の晩、父は昨日買ってきたまだ消費期限が切れていない肉を食べていた

つまり、消費期限切れの食品は手付かずである

流れるように押し付けられる残飯処理班の任務

そして始まったのが一人闇鍋である

消費期限切れの鶏肉
消費期限切れの豚肉
消費期限切れの鮭
消費期限切れの鯖
消費期限切れの厚揚げ
かろうじて無事な白菜


大丈夫、全部食べ物だ。出汁も取ったし問題は無い

鮭と鯖の場違い感がすごかったが味もそこそこ

量がやたら多かったけど何とか完食

明日私のお腹が壊れていないことを祈るばかりである
今日突然兄が帰ってきた

いつもはふざけた事ばかり言っていた兄だったが、今日はいつに無く真面目である

いつもなら、発言の9割が冗談のところ、今日は8割程度だった

つまりは、いつもの2倍は真面目である


最近彼女が出てきた事を、突然自慢し始めた兄は、もうすぐ結婚するかもしれないと言っていた

彼女とは仕事の都合であまり会うことは出来ず、月に1度しか会えないとの事

そしてその結果まだ付き合って4回ぐらいしかあえて居ないという

気が早くないか兄よ


とは言え目的はそこには無い

結婚するかどうかなど、まだ全然決まって居ない

母が死んでどことなく元気が無くなった父を励ます目的が強いようである

やはりいつもの2倍は真面目だ