雇用保険って掛けなきゃいけないの?③ ~失業保険(基本手当)後編~
前回の更新からしばらく間が空いてしまいました独立・開業に向けていろんな方にお会いしたり、3回目のワクチン接種後に発熱してしまったりと、いろいろ理由はあったのですがなるべく週1回ペースの更新を心掛けていきたいので今後もよろしくお願いいたします。前回は雇用保険の失業保険(基本手当)を受給する条件についてご説明しました。今回は一番気になる「何日分もらえるか」「いくらもらえるか」がテーマです。長くなりますが、最後の方には「えっ、知らなかった!」とならないための注意点等もありますので最後までよろしくお付き合いください。失業保険(基本手当)は何日分もらえるの?まず「何日分もらえるか」についてです。前回のブログで基本手当が受給できるかどうかの判定に「11日以上働いた月」を用いるとお話しましたが、今回の「基本手当を何日分もらえるか」で確認する「期間」は、実際に「雇用保険に加入した期間」です。つまり11日以上働いていない月でも雇用保険料を納めていればその期間も含むということです。ややこしい・・・いわゆる自己都合退職の場合の、失業保険(基本手当)の給付日数は以下のとおりです。 雇用保険に加入した期間が10年未満・・・・・・・・・・・・・ 90日 雇用保険に加入した期間が10年以上20年未満・・・・・120日 雇用保険に加入した期間が20年以上・・・・・・・・・・・・・150日会社の倒産・解雇等で職を失った場合や就職困難者(障害者の方等)の場合は、雇用保険に加入した期間によって自己都合退職の方よりも給付日数が多くなることがあります。失業保険(基本手当)はいくらもらえるの?次に「いくらもらえるか」ですが、失業保険(基本手当)の日額は「賃金日額」によって決まります。「賃金日額」の算出の仕方は、原則「最後の6ヵ月の賃金総額÷180」です。ボーナスは含みません。ざっくりとですが、事例で考えてみましょう。 Aさん(毎月15日間、5年間勤務・毎月の賃金90,000円)の場合 賃金日額:90,000円×6ヵ月÷180=3,000円Aさんは勤務した日は日額で6,000円稼いでいましたが、賃金日額を算出する時は6カ月間の賃金を180日で割って勤務していない日もならすので、賃金日額は3,000円となります。この賃金日額には最低額保障があり、2,577円を下回る時は2,577円となります。(令和4年7月31日までの場合。毎年8月1日に見直しがあります)ではこの賃金日額がそのまま基本手当の日額になるかというと・・・残念ながら「給付率」というものが存在します。 賃金日額2,577円~4,970円未満・・・・・・100分の80 賃金日額4,970円~12,240円以下・・・・・100分の80~100分の50 賃金日額12,240円超・・・・・・・・・・・・・・・・100分の50Aさんの場合は賃金日額3,000円ですので給付率は100分の80です。 3,000円×80/100=2,400円Aさんの基本手当の日額は2,400円となります。また、Aさんが雇用保険に加入した期間は5年間ですので給付日数は90日です。 2,400円×90日=216,000円失業保険(基本手当)を最後まで受給すると、トータルで216,000円もらえるということです。この金額、多いとお感じですか?それとも・・・?毎月9万円お給料をもらっていた方なら「それなら働いた方がいいかな」と感じる金額かもしれません。ちなみに賃金日額に最低額保証があるとご説明しましたが、退職日の年齢による最高限度額も存在します。また「給付率」をご覧いただくと、賃金日額が高い方ほど給付率が下がっていることにお気づきでしょうか。お給料が比較的高かった方はそうではなかった方と同じ計算のやり方をしてしまうと、高額の失業保険(基本手当)を受給することになってしまいます。あまりたくさん失業保険(基本手当)を受給していると働く意欲が失われる、という理由で上限が設けられています。国は失業保険(基本手当)をもらうより、なるべく働いてほしいと思っているということですね失業保険(基本手当)受給時の注意等ここからは失業保険(基本手当)を受給するにあたって「えっ、知らなかった!」とならないために注意点等を書いておきます。①自己都合退職の場合「給付制限期間」があります前回書いたとおり、失業保険(基本手当)を受給するには「求職の申込」が必要です。7日間の待期期間に続いて、自己都合退職の方の場合「給付制限期間」というものが存在します。この給付制限期間は3カ月だったところ、令和2年10月から法律が変わって「5年間のうち2回は給付制限期間が2カ月」となります。何度も退職・再就職を繰り返し、5年間の間に3回目の求職の申込をした場合、給付制限期間は3カ月となります。他、自己の責めに帰すべき重大な理由で退職された方の給付制限期間は回数に関係なく3カ月のままです。つまり自己都合退職の場合は、すぐに失業保険(基本手当)がもらえるわけではないということになりますので、退職する際はそのあたりも計画的に考えた方がいいですね。②失業保険(基本手当)の日額によっては扶養から外れます退職したらご家族の扶養に入る方も多いと思いますが、60歳未満の方の場合、失業保険(基本手当)の日額が3,612円以上だと社会保険の扶養から外れてしまいます。①の待機期間・給付制限期間中は何も支給されていないので扶養に入れるのですが、一定額以上の失業保険(基本手当)の受給がスタートしたらその期間、国民健康保険と国民年金の保険料をご自身で掛ける必要があります。失業保険(基本手当)をもらい終わって、また条件が合えば扶養に入ることができます・・・と出たり入ったりのそのたびに手続が必要なのですが、こればっかりは必要な手続なのです・・・③失業保険(基本手当)をもらい終わらないうちに再就職したら?失業保険(基本手当)をもらっている途中、前回お話した「求職活動」をする中で安定したいい再就職先を見つけるかもしれませんよね。その場合は失業保険(基本手当)の給付は終了しますが、失業保険(基本手当)の残日数が3分の1以上ある場合には「再就職手当」が支給されることがあります。「再就職手当」は失業給付(基本手当)の残額全額ではなく、失業保険(基本手当)の残日数が3分の2を超えているかそうでないかによって7割か6割支給されます。再就職のお祝いのような感じがしますね「再就職手当」については他にも条件がありますので、失業保険(基本手当)の手続をされる際にあわせてご確認ください。長くなりましたが、失業保険(基本手当)については今回で終わりにして、次回は雇用保険を掛けることによって受けられる別の手当についてお話したいと思います。出典:厚生労働省ホームページ前回の人間ドックで「逆流性食道炎になりかけている」と言われ、コーヒーは好きだけどなんとなくカフェインを避けた方がいいかなと思って家ではこれを飲んでいます。(お医者さまに聞いたら「カフェインレスとかあんまり関係ない」と言われましたがw)好みはあると思いますが、いろいろ試して香りがいいこれに落ち着きました。カフェインレス飲む方は結構これ選んでいる方が周りには多いですね。【澤井珈琲】 送料無料 カフェインレス コロンビア ドリップバッグ コーヒー80袋入り(ドリップコーヒー/個包装/珈琲)楽天市場3,999円 楽天市場で詳細を見る Amazon(アマゾン)で詳細を見る