魏武祠・武侯祠・蒋陵 | 古代文化研究所:第2室

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ブログ「古代文化研究所」で、書き切れなかったものを書き継いでいます。

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○この書庫は「老子故里」で、本来、老子の話をするところである。老子故里の存在する河南省鹿邑県太清宫鎮へ行くのには、亳州経由の方が便利で近い。それで亳州を訪れたところ、たまたま亳州は曹操の故地であった。それで、長々と曹操の話をしている。

○曹操は「三国志」の英雄である。しかし、世の人々は判官贔屓で、誰もが劉備玄徳を応援して止まない。三国の中で最も権勢を誇ったのは何と言っても曹操の魏国であるにも拘らず。そういう誤った偏見溢れる情報を流したのが「三国志演義」であることを忘れてはならない。人々が支持することろが必ずしも正義であるとは限らない。正義はどう考えても曹操の方にある。

○亳州で、たまたま魏武祠へ参詣した。
  ・書庫「老子故里」:ブログ『魏武祠』
  https://blogs.yahoo.co.jp/sigureteikamoyama/40799808.html

○当古代文化研究所では、以前、成都の武侯祠へ参詣を済ませている。
  ・書庫「武侯祠と杜甫草堂:成都」:ブログ『武侯祠』
  https://blogs.yahoo.co.jp/sigureteikamoyama/39676690.html

○武侯祠は、本来、諸葛孔明を祀る祠である。しかし、成都武侯祠では、劉備玄徳もここで祀られていて、成都武侯祠には漢昭烈廟も存在する。亳州訪問で、偶然、曹操の魏武祠へも参詣できた。

○併せて、孫健の建業(南京)には、これまで2回訪れている。南京の鐘山風景名勝区内には孫権の蒋陵が存在し、また、鐘山風景名勝区内には東呉大帝孫権記念館も建っている。ただ、孫権の蒋陵はおおよその場所が特定されているだけで、そのいずれかに孫権の蒋陵は存在するとされている。
  ・書庫「六朝古都:南京」:ブログ『南京:孫権の蒋陵』
  https://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/38666655.html
  ・書庫「西楚覇王霊祠」:ブログ『東呉大帝孫権記念館:蒋陵』
  https://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/39106075.html

○亳州で曹操の魏武祠へ参詣できたことで、曹操・孫権・劉備の祠へ全て参詣したことになる。本来、老子故里へお参りする予定が、思い掛けないところへ参詣できたことが嬉しい。当古代文化研究所にとって、「三国志」は大事な書物である。

○また、当古代文化研究所では、「三国志」の編者、陳壽の故郷である南充へも出掛け、陳壽記念館である南充西山萬卷楼へも参詣済みである。
  ・書庫「陳寿の故郷・南充」:ブログ『南充西山萬卷楼』
  https://blogs.yahoo.co.jp/sigureteikamoyama/39432804.html
  ・書庫「陳寿の故郷・南充」:ブログ『南充:萬巻楼』
  https://blogs.yahoo.co.jp/sigureteikamoyama/39439458.html