○汽车站からホテルまでは、随分と近いところにあった。先にホテルへ行き、チェックインを済ませてから出掛けることにする。今日の最大の目的は老子故里訪問である。
○亳州君亭华丰酒店は、五つ星か四つ星の立派なホテルで、私などには勿体無いほどの立派なホテルであった。ただ、中国では大きな町ではビジネスホテルへ泊まり、地方の町ではなるだけ立派なホテルへ泊まるように心掛けている。それは安全性を考慮してのことである。
○その点、亳州君亭华丰酒店は申し分の無いホテルであった。何よりホテルが立派だし、それに加えて交通の利便性があった。亳州の中心部に位置し、何処へ行くのにも非常に便利であった。
○亳州君亭华丰酒店は魏武大道と光明路とが交差するところにあり、その向かいは魏武広場と言って、曹操を記念する広場となっていた。もちろん、亳州の一番の有名人が曹操であることは間違いない。亳州の各所に曹操に関係するものがたくさん存在する。