認知症の父から学んだことの一つに、人間関係を楽にするための距離感があります。
父はたくさんの仕事をこなし、社会的にも多方面で活躍する人でしたが、人付き合いはウエットではなくドライ、感情的にならず常に温和なイメージでした。
母は完璧主義、自分にも他人にも厳しい人でしたので、子ども心に人付き合いは下手で孤独な人だと感じていました。
どちらかと言うと、母の方が認知症になりそうな傾向があったんですけど、結果として父が認知症になりました。今思えば、夫婦関係において父は我慢の人だったので、自己犠牲が脳に与えた影響など考えてしまいます。
でも、認知症になった父は幸せそうによく笑うようになったから、人生ラクに生きようとしてるのかもしれません。
今朝、IKKOさんの記事を読みました。さすが、人生の先輩はいいこと言いますね。
以下、IKKOさんがこれまでの人生で人間関係をラクにするために「やめたこと」を5つだそうです。
① 苦しくなる人に無理に合わせない
②感情が高まったときに「正義感」を出しすぎない
③「ひと言の手間」を面倒くさがらない
④「本当の自分」を失わない
⑤「苦しい顔」はなるべく出さない
全て納得なんですけど、なかなか実行に移すのは難しいものです。
例えば、人と価値観が合わないなと思う時、はっきり伝えたいけど場の雰囲気を壊しそう、その合わない価値観を楽しむ余裕もあってもいいかなとか思ったり。でも、疲れてしまったり。
その中に、50代の私が40代くらいから心掛けてきたことが、⑤の「苦しい顔」はなるべく出さない、があります。父から学んだことでもあります。
認知症になったお年寄りを見ていると、その生き様が顔に刻まれているなと思います。表情が仏様のような柔和な人はこちらもホッとします。
IKKOさんから本当に共感できる言葉をもらって、来年も心掛けて一日一日を大切に過ごしていきたいと思い、ここに引用させていただきます。
「苦しい顔になると、まるで運の神様が「これは大変だ」と思って逃げていくように、運が寄ってこなくなると思うのです。だけど、苦しいときも表情を楽にして笑顔でいると、運の神様が錯覚して降りてきてくれると思っています」
