宇宙好き病は人生において、致命的なダメージを与える可能性があると示唆されて久しいが、近年、社会問題化しつつある。
2.宇宙好き病患者収容施設の不足問題
「宇宙関係の仕事に就くにはどうしたらよいのですか。」
若い宇宙好き病患者からのこのような質問には、覚悟をもって答えなければなるまい。
宇宙好き病の患者の収容施設の定員は限られている。
我が国の宇宙産業は成熟しているとはいえず、宇宙関連事業の従業員数は2010年現在で7000名程度である。我が国の宇宙関連の研究所、企業の宇宙部門の採用数は多く見積もっても400名/年程度だろう。
ちなみに医師国家試験の合格者は約8000名/年だか、医師の不足は大きな問題である。
全国の中学3年生は約120万人いる。30人クラスとして2クラスで1人くらいは宇宙を夢見る宇宙好き病がいると仮定する。すると1学年で2万人の宇宙好き病患者がいることになる。
400人の定員に対して20000人の患者がいてはとても収容しきれない。
「君は生き残れるか?」
(つづく)