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運動することで貧血になっていませんか?

その症状、貧血かも?
 合宿やきつい練習・試合が続いたときに、「だるい・疲れやすい」「力が入らない」「何となく調子が悪い」などの症状が出ていませんか?
 また「集中力が続かない」「成績の伸び悩み」「練習についていけない」ことに悩んでいませんか?
 これらの原因は貧血かもしれません。貧血は数か月かけてゆっくり進みますので、本人にも気が付かないことが多いのです。

貧血とヘモグロビン
 貧血とは、血液中のヘモグロビンの量が少ない状態のことで、男性は13g/dl未満、女性は12g/dl未満を目安としています。その中でもスポーツが原因で貧血になることを特に「スポーツ貧血」と呼んでいます。
 ヘモグロビンは赤血球の中に含まれ、主に酸素を全身に運ぶ役割を果たしています。体内から鉄分が少なくなると、ヘモグロビンが作れず貧血になります。

貧血の原因
① 「汗」:鉄分は汗や尿などと一緒に体外へ排出されるため、運動中の発汗により、大量の鉄分が損なわれます。特に夏場は大量の汗をかくので、鉄分が欠乏しやすくなります。
② 「ジャンプの衝撃」:バレーボールやバスケットボールなどジャンプを繰り返すスポーツや、マラソンなどの長距離走では、着地時の足の裏に受ける衝撃でヘモグロビンが破壊され、貧血になりやすいとされています。また裸足で床を強く踏み込む剣道も同様です。
③ 「減量」:レスリングや柔道で、試合前に急激な減量を行うと、栄養不足となり、十分な鉄分を摂取できていません。
④ 「成長期」:鉄分は骨や筋肉を作るための材料にもなりますので、成長期には鉄分は不足しがちになります。

貧血になると…
 貧血になると、先述のような「疲れやすい」「集中力の低下」などの症状が出ますが、アスリートの場合、持久力が低下するなど、競技パフォーマンスに影響を及ぼすことがあります。

貧血を予防するには…
① 「食事」:鉄分は豚肉(特にレバー)、あさり、ヒジキ、小松菜、大豆に多く含まれています。これにビタミンCを一緒に摂取することで、体内での吸収効率が高くなります。
② 「ヘモグロビンの管理」:定期的に採決による血液検査を行い、血液中のヘモグロビン量を記録していきます。しかし最近では、採血が不要な測定装置「 ASTRIM FIT(シスメックス社)」が開発され、毎日測定することも可能となっています。
       


 ※ASTRIM FITのお問い合わせは担当の高野(たかの)までお願いいたします。