昨日は老人ホームに往診をしていました

往診も終わりさてCDでも借りにいこうと車を走らせます。

Avrilとラルクの曲で非常に気になる曲があり久しぶりに音楽でもゆっくり聴きたいなと考えながら一路TUTAYAへ音譜

天気もいいし、なかなかのドライブ日和車

アクセルを踏む足も軽快です


そしてそれは起こりました


前の車が交差点に近づいていきます

ん?


赤なのに結構ギリギリまでブレーキ踏まないな??

横断歩道の手前で止まれるのか?

時々横断歩道の真ん中とか過ぎて止まる車ありますよね(ぼくもあるけどはずかすい)

あれは止まれないかなと思った瞬間

横から青信号をわたる自転車が・・・・あぶない!!

どか~ん 

ぐしゃ

バリーン

ゴゴゴロ


・・・・・・・・・・・・・

おい!!轢いたぞ、あの車???

いかん

路肩に車を止め轢かれた人に向かって走る

あごの下を強打したようで打撲と歯は何本か折れ口からは出血が

周りの人たちが近寄ってくる

呼吸ができているのを確認しまわりを見渡すと

道路が完全に飛び散った荷物や自転車で封鎖されていて救急車もこれそうにない感じ

急いで数人と荷物をどかせまた被害者のもとへ

加害者の人はわけがわからなくなってる

「医者はいませんか~」

誰かが周りに呼びかける

すみません。あなたの足元にいるのは眼科医ですが一応医者です・・・

視力を確認(さすが眼科医w)

各部に骨折がないことを確認し本人に話しかける

意識ははっきりしている

あごを骨折しているのかやや言葉が聞き取りにくいが動かしても大丈夫そうだ

僕の合図とともに何人かに手伝ってもらい首を動かさないように道路の真ん中から歩道へ運ぶ

救急車が無事到着し状況を説明する

僕の職を説明すると

「視力はどうですか?」

と救急隊員から尋ねられ

大丈夫と説明する(ここだけは自信がある・・・当たり前w)

その後は警察の検分に協力

でないと轢かれた人はなにがなんだか分からない状況

ここで彼の味方は僕を含めた数人の目撃者。協力しないとかわいそう

近くのコンビニで血だらけの手を洗いながらふと思う

手伝ってくれた方が血の付いた手を怖そうにみていた・・・(悪いことしたかな?)

僕は血はなんともない。

これが医者と普通の人との違いなのかな・・・・でもいつからこうなったんだろう僕?

ホラー映画も観れなかったのになあ

少しは被害者の彼のためになったかな?

そうだと医者になったかいがあるのだけど

彼が無事であることを祈りつつTUTAYAにいくソーナンスなのでした(やはりいくんかーい!)