あいつとは何者？？

最近、地区会がありました。地区会とは同じ地区にある開業医の先生方がお食事をしながら医療と政治の話をしながら交友を深めるものです

そこには医師会長さんがこられたり近隣の大病院の院長もきています。ただ年齢が若い自分は同世代の先生はあまりおらず、どちらかというとお父さん（へたするとお祖父ちゃん）世代の先生方なのでやはり若輩者の自分としては緊張しちゃいます

ただ開業すると医局にあった縦社会よりも少し複雑。それは他科の先生方がおられるのでライバルというよりは仲良くなれれば最強のパートナー、喧嘩を売れば最悪の敵となります((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

家族以外とはあまり喧嘩をしない性格の目玉くん、やはりここでも敵は作りません。地元出身ですので同窓の先輩もおられます。頼りになる先輩といかに仲良くなるかが紹介率アップにもつながりますのでがんばる。

実は同じ地区の同じ眼科医で不思議な存在の方がおられます。ご本人は自分は一般開業医でコンタクト眼科ではないと言い張り、そこを聞いてくる業者は面会謝絶にする徹底ぶり

しかしなぜか同じビルの同じフロアーに

（写真はあくまで参考でご本人とは一切関係ありません？）

これはコンタクト量販店ですよね？？？でもご本人は認めませんまあそうなのでしょう・・・・

今回のコンタクト屋つぶしの改正で大打撃を受けて超不機嫌。お酒の力を借りて他科の先生に愚痴りまわります。

「俺はこんなにすごいのになぜか九割がコンタクト患者なので７割以上コンタクト患者だと指定されるコンタクト眼科になる」

（それは仕方ないのでは・・・）

「なんで俺だけ・・・みんなもっと悪いことしてる。俺は知ってるんだぞ」

（それはそれで問題のような・・・）

「今の点数では食っていけない。税金払えんぞ」

（それは去年までは相当所得が高かったから税金が高いのでは？）

「今のコンタクト眼科用の点数では一般眼科が薬だすのと変わらん。本当に診察するのがバカらしい」

（それはどうかと・・・）

「しかし将来また改正があって診察してないと問題が起こると面倒だから患者みたくないけどみてやってる。ぜんぜん楽しくねえ」

（・・・・・絶句）

世間の皆様、これがコンタクト眼科の院長のお言葉です。こういう院長を養っているのは日曜日に行けるから、コンタクト安いから、コンタクト量販店行っている方々です。

来院してくれる患者様にぜんぜん感謝していません。やる気もありません。話をしていて同じ科の先輩として悲しくなってきます(Ｔ＿Ｔ)

開業してすぐにある眼科の先輩にいただいたアドバイスに

「あいつみたいにはなるなよ」

あの当時はあいつとは何者と思いましたが今は分かります。いろんな意味でなれないと思います。まあ喧嘩をするつもりもないのでこういうやり方もあるというお手本と思い勉強させていただくつもりです...ψ(。。)メモメモ...

「俺はいつやめてもいいんや。マジ今年病院売ってやめようと思ったくらいや」

医者は来てくれる患者様のために責任ある態度で臨みたいものです。

「でも国が姑息な手段で喧嘩売ってきてもうちは土日の患者増えとるんぞ。ざま～みろや」

困ったものですヤレヤレヽ(~～~　)ノ