第2種電気工事士技能試験
こないだの休み某大学で電気工事技能試験をうけてきた。
前回筆記試験は受かったが技能試験No5で余裕をかましたが終了20秒まえにわたり線を忘れていたことに気づくも、すでに終了時間となり後味悪くして終わり。
今回仕事で十分な練習もあまりできなかったが複線図の練習だけはわりとみっちりやった。
前回はオンデマンド今井氏を信じ複線図を描かない方法でいったら慣れてないせいか何度も圧着ミスをしたが今回も簡単な技能試験のNoなら複線図なしで行こうかと思った。
ただし三路スイッチや四路スイッチがある No7 あたりがでたらいやでも書かなきゃ結線間違えるのでその時は書こうと思っていた。
話は変わるが私はオカルト系じゃないのだがわりとエンジェルナンバーなどをネットで検索するのがすきであった。前日から不思議と444という数字が目についた。
夜目が覚めると4：44だったり道路の看板も444だったりなんか4と縁があるなーということでネットでエンジェルナンバー【444】を調べたらすべてうまくいくという嬉しいお告げ。
前回は余裕をかまして試験前にスーパー銭湯かっぱの湯に早朝はいって出るとき床に風呂籠を盛大に落としたという縁起の悪いことがつづいたので今回は縁起をかついで彼女になんば味噌をついでに届けようとおもったが味噌がつくという言葉を思い出して今回は届けるのをやめた。
時間に余裕をもって家をでたが日曜日とあって家から50キロ近くはなれた試験地まで普段は一時間くらいでつくのだが一時間30ぷんくらいかかりひやひやした。
試験会場につくとまず大勢の高校生がめだつ。みんな夏休みにはいったからなのだろうかすごく楽しそうだ。
わたしくらいのもうすぐ50代のおっさんは他に二人しかみかけなかった。技能試験がおこなわれる4階の教室につき工具箱をあけ時間をまつ。右斜め前のはげにちょんまげつけたような短パンの若者が気になる。
チャラチャラしてあいつは落ちるなと自分の技量を棚にあげてかってに他のひとも品定めしていた。
私より年上だとみられるおっさんや女の子もちらほら。前日くらいから頻繁に4の数字をみたので昨日の夜は集中的に4の複線図と動画をみた。
もう4もしくは簡単な候補問題がでなきゃ今回もダメだなと思った。筆記試験とはちがう40分で仕上げ一つでもミスがあれば許されないという緊張感で手が震える。
そうしてるうちに材料確認の時間が来て小さな段ボールが各自机の上に配られる。
No4がきますように手順が多いNo7は絶対きませんようにと神に祈りながら試験官の指示とともに箱をあける。 うわーーーーーーーーーーーーーーーーーアウトレットボックス発見 オワタ 4路スイッチ オワタ
頭の中がパ二クル 周りを見渡すとみんな落胆のかおのようにみえる。
半分頭の中がまっしろになりながらも作戦どおり複線図を描いてからにした。複線図は重点的に練習してたので10分くらいでかけた。
多分時間内におわらないなと思いながら「やべー」と小声でれんぱつしながらまずは簡単な青い線の電源から手をつけた。次に簡単なわたり線。続いて三路スイッチから手をつけた。
0番には黒と呪文のようにとなえながら左右の三路スイッチの完成。あとでわかったことだが右の三路の0には黒でなくてもよいらしいが、セオリーどおり黒でいってまちがいないでしょう。
つづいて四路スイッチにつなぐ同じ長さの線をストリッパーで切断。スイッチの二つの縦にならぶ穴に黒白いれてスイッチから延びる線ができあがり、つづいて省略のランプレセプタクルの線を切りランプレセプタクルを作る。
各線をアウトレットボックスに取り込むためゴムプッシングの穴をカレイの煮つけなどに包丁の切れ目でついているバッテンマークに切り穴をあける。
穴が開いたらそれをボックスのところにいれようとするが緊張とまったく前回の試験の時以来練習してないためあせってうまくはいらない。ここで時間をだいぶロスしてしまった。
何とか枠に入れて線をひきこみ左のわたり線の結線はリングスリーブ 右のアウトレットボックス内は差込コネクタなので簡単なほうからサクサクさしていく。複線図をかいていたのでこのへんは迷いなく早く進む。続いてリングスリーブも間違いなくできた。
作品をととのえ札にえんぴつで受験番号と名前を書き結線間違えなどないかみわたすと。残り1分あまった。なおも見直していると終了の声が。周りをみわたすと未完成もちらほら。
チャラ男のちょんまげ野郎の作品をみたらまさかの完璧な仕上がり。恐れ入りました。前回と違いたぶん間違えてないという安堵感から足取りも軽い。まだ合格発表も遠いから安心できないがなんとか終わったからさっぱりしました。
途中高校生が会話してるのを聴き耳たてていたら。
高校生A「今回の技能試験簡単すぎて15分で終わったよ。まわりみたらみんなオロオロしちゃってなにやってんだかなー（笑い）」
それを聞いて一瞬なぐってやろうかとおもった。 そりゃ毎日学校で練習してれば早いわなと思った。
