コロナといい、置かれた現状といい、ネガティブな話は、お腹いっぱい。
今日は、ボジティブでいこう。
てな訳で、おたくネタです。
おたくじゃない方は、回れ右で。
(今回のネタはかなり異端なんで。)

今頃、「鬼滅の刃」を読み始めのですが、多少ハマった。
というよりは、なんか「感じる」。
 
まず、オタクだがへそ曲がりのしろくま、はやりものはあまり読まないので、いまだにオールドタイマーな古いものばかり嗜好している。
ここで息子ひょうすけ(小5)が友達の間で流行っているのでどうにか読みたいと。しかし漫画はどこにも売っていない。
仕方ない、レンタルで借りてくることにした。本来漫画はいいところ古本、定価でほとんど買わないのだが、子供の時間は速い。
躊躇はできないし、友達同士の貴重な話題には追随してやらないとなということで、宗旨替え、レンタルでとりあえず読むことにした。
 
貸した本は返さないとならない。いつでも読めるならともかく、金かけて借りたものは借りている期間だけしか読めない。
単位時間あたりで考えると、貸出期間内に読まないと損だ。
 
というわけで、読んでみた。
 
ん?なんか最近のジャンプってあまり読まないが、なんか知っている。この感じ。
そう、私のオールドタイマーのデータベースにところどころ触る。
 
まず、絵のセンスがいい感じに雑で抜けている部分がところどころ入る。
これは最近の隅々まできれいで隙のないものと異なり、なんだか懐かしい。

そして、作者のセンスが妙にあう。いや違和感?少年漫画のようで少年漫画でない違和感がある。
 
この違和感、知っている。私的には作者が女性的なセンスの時だ。
 
「鋼の錬金術師」の荒川弘氏(この名前で騙されるけど、女性)、そして私が道を踏み誤った3大心の師匠の一人、「うる星やつら」の高橋留美子氏だ。
鬼滅の作者は今だ謎らしいが、女性説もある。なるほど。
 
そして、主人公の敵対勢力が鬼、しかも、吸血鬼で血を吸って手下を増やす。主人公の肉親を殺害し因縁が生じる。吸血鬼を倒すために呼吸で何らかの吸血鬼に致命的な力を生じさせる。
これは、ジョジョの奇妙な冒険の1~2部を想起させる。(呼吸のあたりは特に)
 
あと、「覚悟のすすめ」 。作者は山口貴由氏。こちらも主人公の敵対勢力は鬼、仲間を増やし、主人公に迫る。なにより、現人鬼とか大義、因果、戦術神風など昭和初期の皇国的なネーミングがまた鬼滅と通じるものがある。
この作者のもう一つ作品「シグルイ」でも「無残」などといった呼称や「透きとおる世界」の描写が近いセンス、いや既にメタファーというか、鬼滅作者の憧憬というか、基礎的な心象風景に深く刻み込まている気がする。
キャラクターも似ている。血管の浮き上がった偉丈夫が軍服(学ラン含む)で日本刀振り回している(岩柱の玉ジャリジャリ親父あたりは、黒目がないからもろ覚悟の戦術鬼の形相)なども、その影響がみられる。
 
そして、覚悟の山口氏も高橋氏も「劇画村塾」出身だ。
…関係者とか、元アシとか、そんなことないかな。
 
なんか、自分勝手な妄想で、こんなことを考えている今日この頃。
 
タブレットを買ったので、子供達と共通の話題が出来た点、いいきっかけだったかなとも。
娘にメディバンペイントを教えていた時に、共通の話題といいつつ、こんなおたくな知識を絡めながら教えていたら、こんなイメージが出来た。
若いころやってた、二つの作品の登場人物を混ぜるというものだ。
 

トレスでないよ。全部いちから起こしたもの(だって、教えるためだから)
さて、これは誰でしょうね。
息子は引いているが、娘はのりのりだ。
 

まずい、呼び水に…

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