XELOX+アバスチン療法30クール目の16日目。
ここのところ低糖質豆乳アイスの検討ばかりしているのだが、そこでちょくちょく登場するイヌリン。
糖質制限すると引きずられて取れなくなる食物繊維をなんとかしたい。
水溶性の食物繊維として私はイヌリンがお手軽なんで購入して使っているのだが、このイヌリン単独で採るとちょっと甘い。
こいつ本当に糖質として作用しないのかという緊急実験。
だって、シガニーさんが食べるんだもの、これ糖質だったじゃ済まない。
少なくとも血糖値を上げないか調べとかないと。
イヌリン自体に期待するところは、食物繊維で、糖質を摂らないことによる食物繊維不足を解消する為なので、これ自身の糖質抑制効果(難消化デキストリンとかにた感じの)も、あるような。
彼の秘密結社ブドゥ党党首が体をはっての実験(いつもありがとうございます。ちょくちょく参考にさせていただいております)は白ご飯250g(糖質およそ90g)と同時摂取での血糖値の変化を追いかけておられます(糖質の吸収を抑制して、最終的には15gのイヌリンが結構な糖質の吸収抑制機能があるのではないかという感じ、2時間で空腹時程度まで下げるとか、結構な量のガスに悩まされるとか…この記事私実験し終わってから見たんで、しかも摂取量は党首の倍の30g、うほっでるでる。早く見ておけばよかった。)が、うちらはもとより糖質採らない。
あくまでも単独のイヌリンが糖としての機能を持ってないかを確認したいというのが趣旨。
まずは、イヌリンをこうですね、温かい目のお湯にざばー。
と30gほどぶち込んでシェイク。綺麗に溶かしきる。
奥の方にはシガニーさんがつくってくれた鶏ハム(sugersoulさんのブログ「痴的←マテ 知的生活の薦め」の「今更な鶏ハムの作り方」の回のを参考にしました。いままでの鶏胸肉の蒸し鶏とはまったくことなるもので、思てたんと違うものでした。sugersoulさんありがとうございます。このレポは別の回に)がお預けになってますが、1時間以上食べれないなあ。
とその前に血糖値。
0時間88mg/dl。糖質採ってないのにこの値。糖新生つよいよなあ。
私はシガニーさんより会社で昼食をとる分だけ糖質制限量が甘いし、蛋白も多いという自覚がある。
これを30分後…測り忘れる。
ばかばか。しろくまのばか。
結局1時間後、81mg/dl。
あれえ?これはいったい?下がるっていうのはどういうこと?
これは、微妙に糖質として摂取された量がインスリン分泌にまで至り、急降下しているということ?
次の日の夜もう一回やってみることにした。
0時間は全く同じ値。88mg/dl。
30分後、82mg/dl。
血糖値は上昇を経ずに下がっている。
イヌリンすごい。
いやいや、手放しで喜んでいいのか?糖質としての機能がないけど、体が勘違いしてインスリン出てない?
がんに対してのケトン食は糖もさることながらインスリンもあかんからねえ。
と、党首のブログへの書き込みに
イヌリンのような水溶性食物繊維を食べると小腸が刺激されてインクレチンというホルモンが分泌されます。するとインスリン分泌能力が残っている2型の糖尿人の場合はインスリンがでるので血糖値が下がります。しかし糖質を摂らないでイヌリンだけの場合は下がりすぎを防ぐためにグルカゴンも遅れて分泌されて調整されます。(後略)
んんん!
これは油断ならないぞ。インスリン分泌能が残っているから(私は、以前の糖質三昧の為、2型予備軍の気配があるのが、何はともあれインスリンは出る)血糖値があがらずにインスリンだけでている証左かも。グルカゴンはわからないけど。
もっとも、88を81に下げるインスリンは200overを100まで落とすのにダバダバ出ているインスリンと同等に考えても仕方ないかもしれないが。
ここはもう少し検証してみよう。(情報集めも含めて)
そして、偶然こんな商品が。
イヌリンが売りのお茶。
ほぼ定価だけどブログのネタで買ってきた。
ほら。7.3g(あ、30gとったらガスが、バンバン出る。でも腸内快調なにおいだ)
このぐらいがいい線なのかな。