どうぶつあいうえんりっちめんとと題しまして

いろんな動物の紹介とエンリッチメントを紹介したいと思います(・ᴥ・)

本日はコウモリです。

 

 

イソップ寓話、吸血鬼、ハロウィン・・・

西洋でのイメージからすっかり現代では恐ろしい存在になってしまった?コウモリですが

その昔、中国からの言い伝えから、日本では縁起がいい動物とされていたようです。

日本画でも与謝蕪村、歌川国芳、河鍋暁斎などが描いていますし

その他、着物の文様や団扇のモチーフとしてかかれています。

 

場所が変わればイメージがことなるコウモリ。

世界に約980程いるとされているためその生態も色々違っているようです。

コウモリについて色々調べていたらこちらの論文がヒット!

https://www.battag.org/uploads/6/2/7/6/6276216/sop_ten_enrichment_options_for_fruit_bats.pdf

 

Google先生になんて言ってはんの?と、聞いてみた感じ

 

コウモリには飛びながら移動をするのに十分なスペースと、すべての個体が同時に休息できる十分なスペースを提供しなければならない。飛行はコウモリにとってとても重要なエンリッチメントのひとつであり、種によっては体重の問題が発生する可能性があります。1ヶ月以上飛行を奪われた動物は、飛行能力を失う可能性があります

ほか

ねぐらも昼間のねぐら、夜間のねぐら、給餌のためのねぐらに分かれている

 

などなかなか広いスペースは重要なのかなぁ・・・という印象です。

(他にも色々書いてあります。ぜひGoogle先生に聞きつつ読んでみてください)

 

こちらはJersey Zooジャージー動物園のコウモリ

 

 

おー!すごい。

夜になったらバサバサ飛んでるんでしょうか?

 

Chester Zooも通り抜け展示。

 

うーん、暗くてよくわからないけど広いことには間違いなさそうですね!

内部の地図はコチラ

 

Schonbrunn Zoo シェーンブルン動物園も大きな植物園のような熱帯雨林館で放し飼いにされているところを通り抜けできるようになっています。

Schonbrunn Zoo Batで検索すると交響曲「こうもり」もたくさんでてきました。さすが!

ちなみにオペラの「こうもり」は動物とはあまり関係がなく、主人公が仮装パーティに参加し
そこで「こうもり」の格好をしていたことから

「今夜はこうもりの復讐をお見せしましょう。」と言うセリフではじまります。

動物には関係ありませんがぜひ聞いてみてくださいね。

 

調べれば調べるほどおもしろく

人との関わりも深いコウモリですが

さまざまなウイルスを保有していると考えられており、

感染症の発生源となりやすいといわれています。

 

コロナの影響でワンヘルスの考え方を知った方も多いのではないでしょうか?

とっても簡単にまとめてしまうと「人が感染症にかからないためには、身近なペットや家畜が健康であること、病原体の宿主となり得る野生動物の居場所を奪うような環境破壊をおこなわないことが大切」、という感じです。

 

 

 

なかなか難しいお話となっておりますが興味を持ってみて下さいね。

 

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