1パイントジョッキ | 呑める器ならなんでも

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  こんばんは。今年は東と西ではかなり違った夏のようです。
こちら西日本では、猛暑の日々が続き、雨も少なく、人だけでなく動物・植物も     バテバテの状態です。
そんなかんじで夜は、ビールをグビグビとやってしまいます。
今日は今年活躍しているものを取り上げてみます。
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径9.2㎝ 高13.5㎝
 ビューター(錫)のビールジョッキです。
10年ぐらい前に入手しました。これまで、夏の汗をたくさんかいた日の夜に登場してきました。

 イギリスのもので1パイントジョッキと呼ばれているものだそうです。
パイントとはヤード・ポンド法における体積(容積)の単位だそうです。
1パイントはメートル法では約568mlになるとの事です。
イギリスではビールを販売する際にはこのパイントを用いているそうです。
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 底の部分にメーカー名などが刻印されています。
シェフィールドにある会社のもので、約。100年ほど前のものとの事です
錫製なのでずっしりとした重量感があります。355グラムもあります。
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 内側の状態です。使われてきたので変色して鈍い鉛色をしています。
ビューターは熱伝導率が高いので、ビールを注いで手にすると、冷たさがダイレクトに伝わってきて、暑い夏の夜にふさわしい器だと実感できます。
イギリスでは、あまりビールを日本のように、キンキンに冷やさないで呑むと聞いたことがあります。やはり気候の違いなのでしょうか。
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 パブで使われていたのでしょうか。一度行ってみたいものです。
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 今日の揃えです。同じくピューターのビーカーと並べてみました。
ビールの後は、ビーカーで冷酒という趣向です。
ジョッキの下のコースターにしているのは、現代製の錫の急須盆です。
時代がないのでまだピカピカの状態です。
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 夕食はスタウト(黒ビール)を飲みました。イギリスのスタウトと言えばギネスが有名ですが、今夜は日本のビールです。暑い夏にはこちらの方があっているみたいです。
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 350ml缶をうまく注げば、こんなかんじになります。
それではいただきます!