なにかというと頻尿になる、みるく

体質的にストラバイトができやすいのと

ストレスをためこみやすい性格のためと、主治医からはいわれています

ストレスフルのときのみるく

大丈夫なときの、みるく

似た表情ですが

目の光りと顔色がちがいます(･ω･)

こういうときもある

猫の顔は七変化ですね(･ω･)

トイレは、すのこタイプのものを使っています

にゃんとも清潔トイレのいちばんシンプルで安いやつ

砂は極小タイプのものです

けっこう小さめです

この下には、ペットシーツをおいて、ラップをしいています

こんな感じ

誰かがトイレをしたあとは、砂に足跡がついているからわかります

持ち上げてみると

(･ω･)ｺﾞｸﾘ

これは、みるく(･ω･)

場所的に、みるくがおしっこをするのはここなんです

（目の前でしたときは、もちろんわかるんですが、それぞれ、自分の決まったところでおしっこをしています）

ラップでおしっこをつつんで、ビニール袋にいれて

おもさをはかります

ラップとビニール袋の重さを引いて

「約30g（30cc）」

です

ふくふくもおしっこをしたので、おかたづけと、自宅尿検査をしてみることにしました

まずはPHをはかります

Amazonとかで買えるお安い試験紙を使っています

おしっこにいれて、色の変化をみると

これは

PH６（やや酸性）

とてもよい(･ω･)

猫のおしっこは、アルカリ性にかたむくほどストラバイトができやすくなり

もしできてしまっても、尿が酸性になることで

溶解することがわかっています

（シュウ酸カウシウムは違います）

ふくちゃん、いいぞ(･ω･)

次に尿比重をはかってみます

1.030を下回るとまずいです

腎臓が濾過できてないということになるので、腎不全がはじまっている可能性が高くなります

猫の腎不全は、尿検査と血液検査で調べることができますが

血液よりも尿に先に異常がでてくるみたいなので

尿に目を光らせておくのは、安上がりかつ合理的だと思っています

量もはかる

約28cc(･ω･)

これらは、記録しています

こんなかんじです

（これは去年のデータです）

ふだんは手書きのメモなんですが

↓

こんな感じ

１ヶ月ごとにPCに入力しています

このメモは７月のものですが、色で印をつけているのは

みるくの怪しいおしっこです

こうやってチェックしておいて

そこから悪くなるか、もとに戻るか、経過を観察しています

みるくは、興奮するとおしっこをしたくなるので（マーキングのように）

このときも、そうだったのかもしれません

エクセルにデータをいれておくと、尿量の推移をあとからみることができます

その月の尿量総量と１日の平均量です

ここで正常値を把握しておくと、異常が出たときに

早めに気づけます

（いまは、いいおくすりがあるから、早期発見早期治療ができるから大丈夫）

ラプロス

東レの動物薬 | ラプロス®の特徴東レの動物薬。猫の慢性腎臓病の治療。ラプロス®。インターキャット®。

www.animalhealth.toray

ただ、結石については自宅ではわからないので、定期的に検査してもらっています

これは、先月のみるくのストラバイト

こっちは、ふくふく

みるくはかなり多く、ふくふくはほとんどありません

みるくは、お水をしっかりのむようにしてください、といわれました

ストラバイトは、存在していても、悪さをするまえに出してしまえばいいんですが　

もっと増えたり、尿量が減って膀胱内の滞在時間が増えたりすると

膀胱壁が傷ついたり、炎症がおきたりして

血尿がでたり、痛みがでたり

最悪は、組織片が尿道につまったりしてしまうので

こうやって可視化されているのは、ありがたいなーと思っています

ということで、ラップとビニール袋は決してきらさないようにしていますが

ランニングコスト的には、お財布に優しいです

PH試験紙はこんな感じです

ただ、尿比重計は、お高くて

40000円くらいするんですが

もう10年使っているので

ポケット尿量比重計

ポケット犬猫尿比重屈折計 PAL-DOG&CAT | アタゴショップ | 株式会社アタゴアタゴは屈折計の国内シェアで約80％、海外シェア30％。1940年設立当初から屈折計を手掛け、手持屈折計を世界で初めて開発。光学レンズや金属部品の加工〜レンズ・部品に電子回路も組み立てて調整・検査まで自社国内工場で一貫して行いメイド　イン　ジャパンにこだわっています。

www.atago.net

１ヶ月に換算すると330円くらいなのと　

腎臓の状態が可視化されるのと

なにより、早期発見につながると考えると、おすすめのツールです

この一連の作業もはじめはめんどくさかったんですが

小さなみるくが、何回も何回もトイレを往復して

苦しそうにしているのを見たときに

（２才くらいのときでした）

調べて考えて、見つけたツールばかりなので

（そのころは、ちょっと面倒だったんですが）

大切にしています

おしっこをした

トイレをはずす

PH試験紙を尿のなかにいれる→記録

尿比重計ではかる→記録

ラップでおしっこをくるんでビニール袋にいれ、重さをはかる→記録

多すぎないか、少なすぎないか

便秘をしていないか、など１日の終わりにチェック

気になることは色をつけて経過観察

これらをずっと継続しています

ねこちゃんの膀胱炎や腎臓病が心配な方がおられましたら

こんな方法もあるので、もしよろしければ

|ω･)ｿｯ…

自宅で尿検査