地区講義の重要性
現在の状況をみるに、地区側の受け入れ態勢が悪いから、教学部が生きない。教学部員を、そまつにしている。
わたくしの家で、築地支部の芝地区の地区講義に会場を提供しているが、講師の樋口さんがくれば、家のものに食事の用意をさせ、帰りには、必ず電車まで送ってゆけといってある。
これはとうぜんのことである。先生を、それぐらいに待遇しなければならぬ。きちんと送り迎えしている地区部長がいるか。
本年度は、教学部を強化し、六百人から七百人の教学部員を作り、班単位とする。教学陣がそろえば、学会に腰骨がはいる。
日蓮大聖人様は、『法華経の行者ならば、たとえ猿なりとも』とおおせられている。たとえ、どんなチンピラでも、猊下の代理である。今後、新しく開設される箇所には、支部長がきちんとついていき、儀式をもって始めるようにする。
また、教学部員のなかにも、勝手に休んだり、代講を頼んだりするものがあるが、ぜったいにいけない。せっかく試験に合格して、責任ある資格を得て訓練を受けていながら、怠けるものがあれば、教授でもだれでもくびにする。
今後、地区講義に関する意見交換を、月一回教授会を開いて行なうことにする。
昭和29年1月2日
本部行事会
総本山大石寺理境坊
女性は明朗であれ
女はほがらかであれ。生命が清らかならば、自然、笑い声までほがらかになろう。いくじのない女で、男に負けるようではならない。女みずから、自己と戦うのでなければならぬ。それがだいじです。
自分も、去年から仁丹とたばこを征伐した。ことしは酒を征伐し、自分の肉体を育てて、御法のために、少しでも長生きしたい。後援してください。
昭和29年1月12日
女子部幹部会
学会本部