妻が胃ガンで死の宣告を受けた

 

【問】私の妻は、胃ガンで、医者から死の宣告を受けました。大御本尊様にお願いしてなおるでしょうか。

 

【答】 難問中の難問です。医者がどういっても、胃ガンという病気は、なおるとは信じられません。私が医者

でもなくてうんぬんすることは不遜で、なおるといってもらいたいでしょうが、なおるとはいえません。

 しかし、人間というものは、胃ガン、胃病、肺病になるからだを持っているのです。病気になったからだから、

同様に、病気をなおす力も持っているのです。したがって、切ったりはったりしなくてもなおるのです。ちょう

ど、坂をのぼった人が、かならず坂をおりるようなもので、これが、私自身の生命論です。生命哲学からいうこ

とができるのです。

 これは、信仰しなければわかりません。妙法というのです。胃ガンというのは、胃の中にコケが生えて、胃の

働きをなくすので、そのコケをなくしてしまえばよいのです。が、たいへんむずかしい。こういうのを病魔とい

う、魔の働きなのです。

 この克服は、南無妙法蓮華経と唱えることによって始まるのです。医者に、人をなおす力はありません。奥さ

んの信心いかんです。なんでも食べられるならば、だいじょうぶです。こちらは、仏様だから、だいじょうぶな

おります。