十一月度幹部会(昭和二十七年十一月二十七日 東京・神田の教育会館)


折伏はあなた方のため


 本日のこの幹部会の盛会なるを見て、いよいよ本尊流布の時きたれりとの感を深くした。いかに御本尊様を求める声が高まってきたかをしみじみと思う。
 しからば、この一か月間に、どれほどの人を救ったか、いかなる法の布施をしたか。この数字を見るとき、仙台支部が、とくに目立っている。支部長が立ち上がって一年半、千五百世帯以上の会員を獲得し、蒲田支部を相手に闘争を展開し、誡実にして、しかも熱意のある指導に当たっている。


 地方支部のこの活躍に対して、在京支部長がモタモタしていたのでは、御本尊様にまことに申しわけがない。大阪支部においても、目標は仙台支部なりと奮い立ち、打って一丸となって、民衆の救済に立ち上がっているのである。
 

 折伏は、あなた方のため、悩めるもののためである。折伏活動のさかんな地区、支部では功徳が充満し、不振の組、地区には苦しみの声が高い。どうか、不幸なもののために立ち上がってもらいたい。     
      (昭和二十七年十一月二十七日 東京・神田の教育会館)