十月度幹部会(昭和二十七年十月三十日 東京・神田の学会本部)


仙台支部発展の原因


 仙台支部が、なぜ偉大な成果をあげるにいたったか。その原因は三つある。
 会長を学会の行動の根本とし、支部長が、学会の命令、意志を体得し、入信者にもれなく学会精神をしみこませていること。


 支部長の確信である。自分の行動、学会精神そのものであるという、絶対の確信に立っていること
 折伏指導が徹底、よくめんどうをみており、教典や新聞を使いこなしているからである。
               (昭和二十七年十月三十日 東京・神田の学会本部)

 

 

 

御法主日昇上人の訓諭にお応えして(昭和二十七年十一月二十日 「聖教新聞」紙上)


全国大折伏でお応えせん


 きょう、御法主上人より御訓諭を賜り、一方の責任者として恐懼にたえません。宗務院の隠忍善処に、謹んで敬意を表するしだいであります。
 学会は、宗務院の行政には絶対に従う鉄則であり、今後もただご奉公を尽くしていくばかりである。小笠原氏に対しては、御訓諭を奉じて、いっさいのわだかまりを去り、もちろん白紙の立場にかえる。
 学会は、御本尊流布のために、大折伏に進むのが唯一の目的であるから、もし小笠原氏が再び動くようなことがあれば、また今後、小笠原氏の神本仏迹に類したような言動に出るようなものがあれば、謗法厳誡、大法弘通の大義から、いつでも、なにびとなりとも、断固、護法の闘争をやりぬくことに変わりはない。
 御法主上人を悩ましたてまつった罪は、ただ全国大折伏をもって懺悔滅罪、もっておわび申しあげる決心でおります。
 青年部員も自分の心境に従っておることはもちろんである。
             (昭和二十七年十一月二十日 「聖教新聞」紙上)