女子青年部報道班に語る(昭和二十七年十月二十七日仙台市内の旅館)
広布の役目はわれらの宿命
あなた方にいっておきたいことは、乱れた世の中で、生活が苦しいとき、なぜわたくしたちは生まれてきたかを考えなければなりません。みな、日蓮大聖人様の命を受け、広宣流布する役目をもって生まれてきたということが宿習なのです。
それがわかるか、わからないかが問題です。
そういう人生をよくみつめ、自分観、人生観、社会観、宇宙観、この四つをきちっとまとめているのが仏法なのです。
世間法は、この四つのうちの一つ一つに分離されているので、映画を見ても、これは自分観であるとか、社会観であるというように、はっきりと判断できるような信心になれば、自分の悩みが解決でき、なんの悩みもない、すばらしい生活ができるのです。
(昭和二十七年十月二十七日仙台市内の旅館)