五月度幹部会(昭和二十七年五月二十七日 東京・神田の学会本部)


模範的な支部


 支部長、地区部長等の幹部が、会員に対して圧力を加えてばかりいる支部はふるわない。
 これに反して、幹部に徹底した指導があり、会員は組長を、組長は班長を、班長は地区部長を、地区部長は支部長をもりたてていく地区や支部は、りっぱな成績をあげている。その模範的なものを、仙台支部にみる。それに次ぐものが、蒲田と鶴見である。
 ハッタリの折伏は厳禁すべきである。
 

              (昭和二十七年五月二十七日 東京・神田の学会本部)



江東総支部組長会(昭和二十七年五月三十日 東京・神田の学会本部)


将に将たる心をもて


 いまは本尊流布の時が来ており、御本尊様の大功徳は、真昼の太陽のごとく輝いているときである。
 この功徳を受けきるには、学会の指導による信心以外にはない。
 また、組長といい、支部長というも、同じ人であり、ただ信心の年月が短い、長いだけの違いである。数年後には、諸君も支部長の地位になる。この地位を自覚せよ。


 卒に将たるは易く、将に将たるは難い。


 将に将たる心がまえをもち、指導力をもって、学会組織は、支部長、地区部長、班長、組長の縦の結合を固くすること。横の連絡にこだわる必要はない。
 きょうから、月一回、組長諸君に、真剣勝負で直接の指導をするから、その意気で指導を受けられたい。


                 (昭和二十七年五月三十日 東京・神田の学会本部)