男子青年部結成式(昭和二十六年七月十一日 東京・神田の学会本部)
男子部結成を祝う
きょう集まられた諸君のなかから、かならずや次の学会会長が現れるであろう。かならず、このなかにおられることと信ずる。
広宣流布は、わたくしの絶対やり遂げねばならぬ使命であり、各自にその尊い地位を自覚してもらいたい。
近くは明治の革命をみても、原動力は青年であり、はるか日蓮大聖人様御在世のときも、御弟子の方々は、みな青年であった。どうか、諸君の手で、この尊い大使命を達成していただきたい。
われわれの目的は、日本一国を目標とした小さなものではなく、日蓮大聖人様は、朝鮮、中国、遠くインドまで、大白法を伝えるよう御命令である。
きょうは、この席から、次の会長たるべき方にごあいさつ申しあげ、男子部隊の結成を心からお祝い申しあげる。
(昭和二十六年七月十一日 東京・神田の学会本部)