戸田城聖全集質問会編 199 主人が病死した

 

〔質問〕 主人が肺病で死亡しました。子供が二人あります。今後の方針をどうしたらよいでしょうか。

 

 妻の信仰が強ければ、その主人が死亡しても財産を残します。六年くらいの肺病をなおせない信心を疑います。実例をあげましょう。ある奥さんですが、肺病にて病床、子供二人をかかえて、主人死亡後、二度の病魔を、御本尊様を拝みきり、護秘符をいただき、のりきったのです。その結果、一万円の収人で生活が安定しました。邪宗日蓮宗を信心して目が見えなくなった人も、御本尊様をいただいて、目が見えなくても、一家を養う決心をしたとき、心眼をひらき、そして強く生ききったのです。

 未亡人でも、信心を強盛に、御本尊様をたよっていけば、かならずやっていけます。あなたは、これからが出発だと思って信心しなさい。二人の子供をかかえて、苦労しきる決心をしてやりなさい。かならず幸福になれます。