戸田城聖全集質問会編 77 罰論を脅迫だといわれた

 

〔質問〕 罰論をいったら「脅迫した」といわれましたが、どんなものでしょうか。

 

 いい方が問題であります。信心しなければ罰があたる、死ぬ、などといえば脅迫したと、そう思われるのがあたりまえであります。折伏は絶対の慈悲の立場でするものです。がりにも相手を憎む気持ちがあったら問題です。

 不幸な生活自体が、罰なのです。この罰の生活を幸せな生活にきりかえる仏法なのです。

「なぜやらぬのか」と。強く、しかも真心をもって説いたときに、相手はかならずわかるものであります。いい方、信心のあり方をよく考えるべきです。