この日はまさしく、「拾い物」
雲一つ無き奥美濃。
鬱蒼とした枯野から県境の嶺を望みます。
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薮漕ぎ登山ではありませぬ。
後ろを振り向けば
こげな水溜り。
田を流れる用水が河原へと流れ出る最後の澱み。
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実家のペットボトルでこさえた投げ遣り「びんどう」。
味噌を塗ったご飯を握ったおにぎりを餌に
15分ほど沈めると…。
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アブラハヤ。

先ずは獲れることが確認できました。
この魚、雑魚の極みではありますが
寒の頃は身も締まり臭みもなく、
お酒と醤油だけでカラカラに炊くと思わぬいい肴なんですよね~え♪
今度出向いたら、練り餌で本格的に狙ってみようかと。







本日、
かぶら寿しを封切りました。
蕪、塩鰤、人参、昆布、唐辛子、柚子皮…
沸いた麹で屋外で漬け込むこと10日程。
全行程3週間。

北陸の地に受け継がれる、
すべての旨味が複雑に絡んだ「熟れ鮓」ならではの滋味。
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ちなみに…
マイフェバリットの「黄瀬戸」の盤。
その後に控える、見慣れぬ酒器揃えにお気づきですか?

アルコールはオールマイティなのに
ろくな酒器を持たぬわたくし。

何年か前、
あのお方と盃を交わした際、
それを憂い叱咤いただきましたが、
まさかっ!
こんな凄い器を分けていただけるとはっ!!

備前 酒呑・徳利
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釉を用いぬ、
焼締め陶ならではの「硬き」器。

火襷を、
ここまで身近に、
且つじっく~りと眺めたのは初めてです。
お酒を注げば、その艶やかな肌が猶更際立ちますな~~~あ♪
66さん、ありがとうございます<(_ _)>