勝手にふるえてろ/綿矢 りさ

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先日、女性視点からみた本を読むつもりで石田衣良の本を買ったが、石田衣良は男性作家だったので仕切り直し。今度は間違いなく、女性作家の本。


「インストール」も「蹴りたい背中」も読んだことあったが、最初にページを開いてから数ページは、独特の文体にくらくらした。

でも、読み進むうちに、どんどん内容に引き込まれていった。さすがは芥川賞作家。読ませる術を心得ている。主人公が、絶滅危惧種について調べるのが好き、というのも、主人公自身が絶滅危惧種と重ねられていてうまい。文体から来る勢いだけでなく、きちんと読者をひっぱれる作家さんなんだなぁ。

この本、一冊読んだだけでは、女性視点から見た世界が理解できるわけではないけど、まあ、一歩としてはよかったかな。

お勧めの本になりました。
コンカツ?/石田 衣良

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こんにちは。天狼星です。

ゴールデンウィークもそろそろ終わりですね。

みなさん、楽しめましたか?

僕は人間関係的な広がりはなかったもものの、結構本を読めて幸せでした。

このたびは、石田衣良さんの「コンカツ?」って本です。

会社で自己分析しているんですけど、もっと、幅広い視野を持つ必要ありとか、他人の気持ちを考える必要ありといった結果がでたので、普段は読まない本を読んでみようと思って買ってきました。

本がピンクの装丁で、タイトルもコンカツなので、石田衣良さんて女性だと思っていました。

まあ、内容は婚活なんですけど、これを読むと結婚するのも大変だ、と思いましたね。

僕の場合、結婚どころか、合コンの話もないです。

結婚されている方には、どうってこともない本かもしれないけど、独身者には、男女問わず読んでみてほしい本ですね。希望がわいてくるかも。