こんにちはニコ

私にとっての告知Xデーは腸骨への骨転移の診断を受けた日ではなく、その後のPET-CTで肺にも転移があったと聞いた日です

骨シンチで先にわかった骨転移だけなら長くコントロールできる可能性があると、なんとか希望を見いだそうとしていたのに、肺への多発転移が見つかったことで既に全身にあるんじゃないかと覚悟した日

いつだったのかどんなだったのか記憶は曖昧でこれまで思い出すこともしませんでした

当日のことはブログにも書いていない

しばらく書けなくて。。。

先日の診察で先生や看護師さんに元気なことを伝えた時にふと、あの日のことを考え、書いてみようと思いました



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スケジュールアプリで確認すると
2020年2月20日、その日のお話です


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コロナは既に問題になっていたと思う

でも、まだソーシャルディスタンスなんて言葉も認識もなく夫と一緒に病院へ

主治医の困ったような表情で良くない結果だとすぐにわかりました

先生は肺にも小さいけれど、いくつか転移があったことを説明し「治らない」とはっきり言いました

何個あるのか聞いたら先生は数えていなかったようで、私はもう数えることに意味がないことを知りました

「これからは治すための治療ではなく、できるだけ日常生活を送れる時間を長くしましょう」

たぶんそんな言い方だったと思う

先生は未だ一度もステージ4とは言いません

初発の時にはステージ2Bと説明があったけど先生なりの配慮なのかな?

私はどんな返事をしたんだっけ。。。

一瞬、目をギュッと瞑り、耳はギュッと塞げないなぁ〜と思ったことを覚えています

夫を見ると無表情真顔

感情が深く深く潜ってしまったかのようでした

きっと私も同じような顔してたんだろうな真顔

長くなるので続きますウインク




重くて長い話でごめんなさい

お口直しのトゥンカロンラブラブ


@MACA PRESSO