★メガネメガネ - ②
身近にあるのに気付かない幸福ですが、これは困った事に失ってから気付くというのが世の常なのかもしれないですね。
人間関係やなんかも例外ではありません。
意見が割れて別れた友や恋人、パートナーやこの世に命を与えてくれた親・・・
当然のように側にいてくれた人が、ある日突然いなくなる。そしていなくなって初めて自分にとってどれだけ大事な人であったか分かる。全て無くして初めて大事だった事に気付く。
特に身近にいる人というのは、当たり前のように側にいるだけに、いる事が普通になってしまう。くつろぐ事も、ドキドキする事も、嬉しい事も、それが続けば普通になる。それがどれだけありがたい事か、幸せな事か、最初の頃の喜びを忘れ、当たり前になっていく。
そして今度はその幸せをもたらしてくれている人が、人間である以上当然持っている欠点が気になり出す。そしてそこが目に付き気になり、そちらにばかり目がいくようになる。そして仲が悪くなり、相手が去るか自分が去るかという事になり、離れていく事になる……
私自身少し思い返しただけでも実体験が思い浮かびます。
そしてその後気付くのでしょう。実は自分が相手の悪い所ばかりが見えている時も、変わらず相手は自分にとって大事な人であった事を。いてくれる事で、くつろぎや嬉しさや安らぎや、そういった良い面も変わらず自分の為に向けてくれていた事を。
幸せの象徴によくあげられる「青い鳥」
2人兄妹のチルチルとミチルが、夢の中で過去や未来の国に幸福の象徴である青い鳥を探しに行くが、散々探した挙げ句、結局のところそれは自分達に最も手近なところにある、家の鳥籠の中にいたという物語。
簡単に言ってしまえば灯台下暗し。
自分の身近な所にこそ、幸せはあるという分かり易い例えですね。
人によって違うかもしれませんが、人間関係においてはそれはやはり「側にいてくれる人」では無いかと思います。自分の幸せは、精一杯守らなくてはいけませんが、自分の幸せをもたらすものが「人」であるならば、その人をも幸せにする努力こそが、互いにとっての幸せに繋がっていくものなのでしょう。
今回の「メガネメガネ」は人に焦点を当ててみました。
