★まち(地域)づくりは道づくりから
昨日からの大雪で窓を開ければ白い世界に囲まれていました。
ほとんど見ない光景なので嬉しい反面、車だけに限らず徒歩も自転車も含めて、安全が心配になります。
それもあって、今朝から雪かきの一日になりました。
マンションの中でも、お年寄りがいたり、子供がいたり、仕事上車を使わなければならない人がいたり、塾に通っている受験生がいたり・・・
立場こそ変われど、雪に悩まされているのは同じでした。
雪は好きだけど、生活との兼ね合いも考えれば仕方ない流れですね。
さて、冒頭の「まちづくりは道づくりから」についてですが、これは私が大学生の時に実際に自治体(行政)と地域住民の間に入って地域づくりに参画したことから得た知見のひとつです。
景観や町並み、飲食店街の活性化、歴史的文化施設へのアクセス、そして何より地域住民が住みやすい町に必要なものは何か。
街づくりを進める行政、街の居住者、飲食店の店員など、「ひと」の生の声を聞きながら進めていきました。
このときは皆が主体的であったこともあり、想像していたことを大きく超えて、新たなコミュニティ形成にまで至りました。
その後も円滑に地域づくりを進めているようです。
話の中で印象的なのが、当初の私は街の資源をどう生かすかということをずっと頭に入れていたのですが、意外と意見の中で共通していたのが「道」でした。
私の資源を生かすという考えも、飲食店ないしは町そのものの活性化も、地域ならではの歴史的文化施設のアクセスも、居住者の住みやすさも、「導線」と密接に関わっているということ。
道を新しく作ることに限ったことではなく、既存の道も含めて、人の流れを考慮した道づくりが町づくりの一端をになっているのだと感じました。
今日の雪かきでは、マンションにおいては駐車場から外への車の導線の確保や歩行者(特にお年寄りなどが無理なく歩けるよう)に配慮した導線の確保、また安全性の面でも通学路などは特に周りに気を配りながら除雪しました。
ひとりでは気がつかないことも、協働で進めていくことで見えない側面に意識が行ったり、一緒に作業をしている人の経験がお互いに生きて、より有益なものになります。
そして何より、普段は会う機会もなく初めて話す人も経験を共にすることで互いに敷居が下がるでしょうし、初めてでない人にしても、日頃の些細な話を聞くことができたりして、少しかもしれないけど、輪が広がりました。
個人的にマンションの雪かきが終わってからも、翌日のことを考えて通勤の導線を一通り見にいきがてら、手にはスコップを持ち、ところどころ除雪をしてきました。
それこそまったく知らない人も結構いましたが、近所の戸建てのおばあちゃんから手伝いの声がかかったりして(見かけたことがあるなぁくらいのレベルなのにね)、コミュニケーションが円滑にとれていました。
手にマメができて痛かったのでコンビニにいって、絆創膏はどこでしょうかと聞いたら、救急箱を持ってきてくれました。
もちろんお金を払って買うつもりでコンビニに入ったのですが・・・
「雪かきありがとうございます、くれぐれも無理しないようにしてくださいね」と言葉も頂きました。
むしろ「ありがとうございました」
色々と痛みは吹き飛びました。
・・・今は筋肉痛もひどく痛いですけどね(苦笑)
雪に埋もれた道から、一時的ではあるけれど限られたスペースで導線を考えて新たな道をつくった今日一日。
人間関係の側面でもまた新しい道が開けました。

