★命のなまえ
言葉は通じなくても、意思の疎通ができて、同じ時間を共にしてきた家族。
いわゆるペットのことです。
いつも心のどこかで生きているんでしょうね。
最近夢にでてきたので懐かしさを感じつつ、改めて名前を刻んでみることにした。
◆ヒロ:純白のヴェールに包まれたネコ
じいちゃん時代から飼われていたネコ。
20才越えのベテラン賢者ネコだった。
自分が産まれる前にはたくさんいたそうで、名前の由来を聞いたら、「ヒロ、シマ、カープー、ガン、バレ」の5匹だったそうな。
地元愛が強く情にあつい広島県民らしい名前の付け方だなって思う。
猫たち本人がどう思ってたかはしらないけど...
情があるのはいいのだが、私の名前はじいちゃんの親友の名前を文字ってつけたんだと聞かされた。
最初に聞いたときには「なんじゃそりゃ」って思ったんだけど、その親友本人と一緒に会ったことがあって、じいちゃんと二人の強い絆を見てたら少し嬉しくなった。
◆ハナ♀、ポチ♂:雨の中で待ちくたびれた柴犬
幼稚園に入園する以前、雨の中の散歩道で出会った2匹。
ハナは道路脇の草むらで、ポチはさらに奥でティッシュボックスに入れられて、心無い人に捨てられていた。
目も開いていない2匹をどうしても放っておけなかったので家につれて帰り、そのまま家族の一員になった。
ハナは嗅覚が鋭く好奇心のままに直進するタイプで、ポチはどちらかというと控えめで、ハナを見守っているような大人な雰囲気を醸し出していた。同い年の双子なのにねw
当時一番可愛がっていたのはポチだったんだけど(自分が見つけたから愛着があった。因みにハナはじいちゃんが第一発見者。)、知らぬ間に貰い手が見つかっていて、兄妹は離れ離れになってしまった。
涙ながらにポチを見送った覚えがうっすらと残っている。
◆7羽のニワトリ:ピヨコ他6名
7人の小人みたいだな。
幼稚園でもらったヒヨコが成長した姿。
鳴き声で朝を告げてくれると共に、朝ごはんに卵を提供してくれたエネルギー生産者でもある。
でも気付けば数が減っていて、よくよく見たら鳥小屋の隅を掘り返されていて、監視してたら犯人はイタチだった。
しかしながら監視の目を盗んでは命は減っていき、全てイタチの糧となって別の世界に羽ばたいた。
◆タマ:漆黒の闇に輝く青い瞳のネコ
少し前にヒロは長寿を全うし、住む世界を変えていた。
そんなある日、犬の散歩をしている途中に捨て猫と出会う。
純白だったヒロとは対照的に、艶のある漆黒の毛を身にまとった黒猫。(宅配は承っておりません)
すごくアクティブで、抜群の運動神経を誇っていた。
猫というと割りと一人で勝手に外に出て行って、気が付くと帰ってるというイメージが強いが、身近なところにいつもいて、よく一緒に散歩に出かけた。
歴代ペットの中でも一番の仲良しだった彼は、猫エイズにかかってしまい、わずか5年で生涯に幕を下ろした。
腕の中で彼は旅立った。さすがに涙が止まらなかった。
◆ガブリエル:光の中に闇を抱えるネコ
タマと同様、出会いは犬の散歩中。
少し成長した姿ではあったが、どこにも属さない孤独な猫だった。
毛は白ベースに黒が混じった混色。
一匹狼ならぬ一匹猫だったが、何度か顔を合わせているうちに家に住むようになり、自然と家族に溶け込んだ。
ガブリエルの名は、よくものに噛み付いて跡を残していたことがきっかけ。寂しさを紛らわすのに贈られた命なのかもしれないが、流石に飛躍しすぎか(笑)。
◆スタン:痺れるアラーム機能付きワンコ
甲高い鳴き声でよく起こされた。
チワワの血が混じった雑種のため少し小さい。
小さいからこそ良く吠えるのかもしれないけれど。
寂しがりやだけどプライドは高い。
今も実家で元気にしていて、年に2回ほどしか帰っていないけど、ちゃんと覚えていてくれている。
家族にも吠えるのだが、私と一番下の弟にはなぜか吠えない。
・・・もしかして、下に見られてる??
◆スバル:煌めく星を目指す地上のホシガメ(風の中の昴)
社会人になってからパートナーになったホシガメ。
天体観測やプラネタリウムが幼少期から好きだったこともあり、何かと星には縁がある。スバルの名前の由来は別記事にも書いたかもしれないけれど、単体の星では成り立たないこと。人も一人じゃ生きていけないから、どこか似ている。
日光浴と入浴が好きみたい。夜も輝くために太陽のエネルギーを吸収してるのかな?
まぁ元気であればなんでもよし^^
同じ時を刻んできたそれぞれの命。
今も私の胸の中にこうして生きている。
ペットになるつもりは無いけど、私も誰かの記憶の中で生きていけるのだろうか。
