■Pre-Raphaelite Tarot 

■78枚からの3枚引き 

■逆位置なし 

 

<スプレッド> 

左1)大アルカナ12:HANGED MAN

中2)ソードの3

右3)ワンドの3

 

<メッセージ> 

「お構いなく」

 

人は占いによって未来を知りたがりますが、知ったところでどうなるものでもなく、占いは現実の解釈のためのツールに使うのが良いのではと思っています。

 

という訳で、4月も5日を迎えてから3枚引きをしてみました。

 

1枚目に大アルカナの吊られ人が出ました。一見逆さ磔みたいで不気味ですが、このカードには「好きでやってるんで、お構いなく」という意味があります。

 

自己犠牲(HANGED MAN)は痛みや悲しみをもたらしますが(ソードの3)、同時にこれまでには見たことのない世界への扉を開いてくれます(ワンドの3)。

 

このデッキのソードの3はマリアの受胎告知がモチーフですが、「あなた妊娠してますよ」を言われて「え!」と言葉を失うマリアには、正に経験したことのない未来が待っていた訳で。

 

周囲はそれを悲しいとか尊いとか色々言いますが、「自ら受け入れた道ですから、どうぞお構いなく」とマリアは思っていそう。

 

我々に残されているのは受け入れたものを解釈することだけですが、そこには無限の可能性が秘められています。

 

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