「快楽のTENNIS 講座」の読み方 | 世良康雄の先祖探求とNEW ROD=LAVERへの道

「快楽のTENNIS 講座」の読み方

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世良 康雄
村上龍氏の[快楽のTENNIS講座]という本がありますが、彼は天才JHON=MCENROEとHENRI=LECONTのFANなので、私と趣味が合う事から、読むのが面白い作家であります。ちなみに、[走れ!タカハシ]という高橋慶彦選手を題材にした作品も読みましたが、多分、私のように、左右のBALANCEの取れたSPEED,キレ味のある芸術的SENSEを感じるSPORT MANを、彼も好きなのだと思います。
彼の[快楽のTENNIS講座]には、「TOPSPINは美しくない」「高貴なFRAT DRIVEを打とう」とありますが、私は元々RGHIT HANDER時代は、軟式庭球時代からのTOPSPINNERですから、「何でやねん」と思っていました。私が彼の作品を読んでいたからか、TOPSPIN否定をしていないのに、ROD=LAVER,CHANに誤解され、「お前のせいでTOPSPIN 三」と言われていたようです。村上龍氏は、BORGやLENDLのようなNET PLAYが下手なGROUND STLORKERに対して「ギザギザのフライパンでもよいのではないか」と彼等の硬いSTRINGを酷評しています。私は、彼等のPLAY STYLEのFANではありませんが、クライチェクのように「努力でNO.1になったから尊敬している」という感想です。ちなみに、HENRI本人は「単純なBASE LINE PLAYしか出来なくなったらどうする?」と尋ねられた時「RACKETを燃やしてしまう」と答えています。 そして、村上龍氏は、「CONNERSの
ような脚力も持っていない男性が、DOUBLE BACK HANDはみっともないから止めなさい。」とありますが、私は、松岡修造さんや大柄な男性でLEACHに恵まれているなら、脚力関係無しにDOUBLE BACK HANDでも構わないと思います。特に、最近は、JACK KNIFE という攻撃的DOUBLE BACK HANDの打ち方が流行っているし、最近のTOP PLAYER主流にもなっているので、BACK HAND SLICEが打てれば問題無いでしょう。
私が最も頷けたのは、村上龍氏のSERVEに関する考え方で、「1ST SERVEは入らないアホFRAT,2ND SERVEは当てるだけ。社会人になってこんな男には、夢も希望も無い。」という言葉です。私は、学生時代にTENNIS CIRCLE出身ですから、そのCIRCLE MEMBER男性達のSERVEの打ち方を見ていたら、前向きか後ろ向きか大体分かりました。しかし、前向きに努力していたMEMBERでも、男女関係の嫉妬や八つ当たりのもつれから、関係がおかしくなった事を残念に思います。
村上龍氏は、「練習嫌いの私もSMASHだけは練習した。高く上がったLOBをRACKETで叩く事なんか、王選手でも出来ない。」とあるように、私も左利きに変えてから、SMASHとFORE VOLLEYはかなり練習しなければ上手くなりませんでした。これからは、BACK STEPのLOB CUTのSMASHと共に、DUNK SMASHのように肩を鍛える事が重要です。
村上龍氏作品には、[TENNIS BOY AROUND THE WORLD]もありますが、これには福井PROに対して「EUROPE CLAY COURTで試合出場すれば、世界で活躍出来るCHANSEがあったのに、何故か福井は日本に留まった。」とありますが、私も福井PROが全日本選手権連覇を何回もしている事自体を異様に思います。私も、現在はもう思いませんが、かつては1回だけ全日本選手権に優勝したいと30歳前後に思いましたが。福井PROの全日本選手権優勝回数は、かつての読売巨人のV9のようなMAJOR LEAGE挑戦をしない異様さと同じようなものを感じます。村上龍氏は、「日本には、わざわざ海外進出する必要ないじゃないかという雰囲気は、日本国内に溢れている。」と福井PROの生き方について、他の日本男性の職場事情の雰囲気も含めて批判していましたが、確かに私もそれに同調します。福井PROが、私と同じように[明日は世界を]などの著作の国際政治学者の落合信彦氏愛読者だっただけに、私にも不思議に思えて
なりません。
まあ、とにかく頑張ろう。