『喜ぶことも大事だけれども、悲しむことも大事である。』

 

 

喜ぶことも大事だけれども、

 

悲しむことも大事である。

 

希望を持つことも大事だけれど、

 

絶望することも大事である。

 

胸をはることも大事だけれども、

 

また深いため息をつくことも大事である。

 
 

~五木寛之 「大河の一滴」より

 
 
 
このコロナ禍に入り、
五木さんの著作が
とても
読まれているのだそうです。
 
 
五木さんは、89歳。
(明日9月30日のお誕生日で)
 

生後間もなく家族で外地に行き、
終戦後の引き揚げ…。
それは過酷で、
大変なご苦労をされてきました。
 

先の「大河の一滴」を始め、
100万部以上のミリオンセラーが9冊。
仏教や浄土思想の著作が多いです。
 
 
 
僕は世の中の事に、すごいネガティブなんです。
…「五木は暗い」ってしょっちゅう言われてました。
 
 
でもそうやって
最低の状況から考えると、
辛いことがあっても落胆しなくなるんです。
 
その中で、
思いがけず親切な人に会ったり、
いいことがあったら思いきり感動すればいい。
 
 
 
また、
最近の五木さんのインタビューです。
 
 
先日、ある大学の免疫学の先生と対談で、
笑うことが免疫力を高める事が実証されたと
しきりに主張されていた。
そこで「泣くことや悲しむことはマイナスなんですか」と尋ねたところ、
その先生はどちらかというとよくないと言われた。
僕はその意見には反対です。
 
泣くことや悲しむことだって、
人間の孤独感や鬱々とした心を
整える効果があるはずだと思っています。
 
 
 
辛くて悲しい時には、
五木さんはいつも
坂本九さんの「上を向いて歩こう」を
歌っていたそうです。
 

 
私もそう思います✨
 
楽しい時は
楽しむ。
 
でも、
悲しい時は
思いっきり悲しむ。
 
 
泣く環境も、
自分に作ってあげる。
 
 
大人だから、
泣けない。
 
いい年だから泣けない。

お母さんだから泣けない、はない。

(あ、男だから泣かない、もあるね。
男性は、もっとか…)
 
 
思いきり発散しよう✨

ひとりの時間を必ず確保して。
 
 
私はひとりカラオケで
思いきり歌ってましたよ。
 

十八番は、
中島みゆきさんです。
 
悲しい時は、悲しい歌を。
 
 
 

 

【HPより】
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