今日は日峯さんのお祭りだ。4月10日夜から4月12日にかけて、佐賀市内では賑やかに、松原神社、佐賀神社のお祭りが行われる。この祭礼は、旧佐賀藩主の鍋島直正公の贈り名〈日峯〉の名を取って俗に「にっぽうさんのお祭り」と言い、サーカスや見世物が並んで賑やかなお祭りになる。
昔、子供のころは、夕方遅くまで遊び呆けて家に帰るのが遅くなると、「人さらい」にさらわれて、サーカス団に売り飛ばされるぞ! と母によく叱られたものだ。お祭りの時、サーカスの入り口に座って客の呼び込みをしている女の子はそうしてさらわれて来たのかとつい子供心に可哀いそうになったものだ。
そんなインチキ見世物小屋の入り口に居る、呼び声に「手も足もない哀れな女の子でございます!」と言うので、なけなしの木戸銭を払って入ってみると、何のことはない手も足もないはずの一匹のヘビがニョロニョロしていたりして・・」
帰りに買った紅白の「粟おこし」をお土産になんだか満ち足りた気持ちで家路を急いで楽しみの日峯さんのお祭りの一日が暮れていった。。
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