新潟で人気があったFM放送局 FM Portが来月末に廃局になる。
何日か前に新潟日報で記事を読み、何とも言えない寂しさが漂った。
車に乗って、あれこれ用を足す途中は、このFMに耳を取られアンカーを務めているアナウンサーの声で喜怒哀楽を愉しんでいる。
そして3年前から年に4回、四季折々の写真講座を私が受け持った。
ラジオで写真講座。結構難しいお喋りになるけど、それなりに写真ファンが聞いてくれていて、添削依頼の写真も何十通も送られてくる。
リスナーの皆さんは、懸命に撮り、送ってきてくれる熱心さに私の心も熱くなる。
写真に良し悪しなんて本当は無い。自由に撮り自分がいいと思えばそれが傑作なのだ。
そして自分が、その場所で生きていた重要な証拠だ。何者にも代えがたい宝物なのだ。それが写真と言うものだ。(完)
