国道や県道などのトンネルでも確認されており、高速道路会社などは緊急点検を始めた。
国土交通省近畿運輸局などによると、笹子トンネルと同じ構造と確認されたのは、阪神高速の神戸長田トンネル(神戸市)と新神戸トンネル(同)。
いずれも一部区間で、神戸長田トンネルは2008~09年度に定期点検を実施し、新神戸トンネルは現在、点検期間中という。
阪神高速道路会社は3日から緊急点検を始 め、目視のほか、専門器具でたたくなどして金具やコンクリートの強度を確認。
神戸淡路鳴門自動車道は、舞子トンネル(同)の一部区間に車線両側の土台で天井板を支える構造があり、管轄する本州四国連絡高速道路会社が点検する方針。
神戸市道路公社は天井板があるトンネル2カ所を調査。
県道の六甲山トンネルでつり金具のボルトが数カ所で脱落するなどしているのを確認した。
同公社は早急に修繕する方針で「主に土台で支えており、致命的な欠陥ではない」としている。
北近畿豊岡自動車道に接続する遠阪トンネル (朝来市‐丹波市)では、県道路公社が緊急点検を実施した。
(神戸新聞より抜粋)
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