初めて使うメーカーの色見本作り。
プレートは12枚
1枚に2色盛るので、全24色。
一番最初に手がけた色たちが
この3個(6色)。
どれも、釉薬の色そのままでした。
釉薬名には「半透」という文字もあるのですが、
結局、不透明感が強く、
釉薬の状態はサラサラなのに焼き溶けにくい。
いつもの温度では1分では足りない。
・ネーミング情報を鵜呑みに出来ない(笑)
・いつもの温度より高くする
・焼成時間も少し長く必要。タイマーだけに頼らない。
色々な事を教えてくれた色たちでした。
製造停止してから20年経っていますが、
全国各地で七宝教室を始めた大先輩たちには
超お馴染みで、
今でも「○○ありますか?」と
お問い合わせ頂くほど、
激しく愛された釉薬たちです。
この大先輩方も、
今の私のように思考錯誤しながら、
色見本を作り、
自分の出したい色を
模索していたのかもしれませんね。
七宝工房くじゃく mito