色見本ご紹介③最初の3ピースが教えてくれた事 | 七宝を楽しむ!イロイロ日記

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七宝教室、作品や材料の販売をしています。
2018年新入り猫「ぐり」を迎え、七宝をメインに、日々感じた事も織り交ぜてイロイロとアップ中。よろしくお付き合い下さいマセ(^^)

初めて使うメーカーの色見本作り。

プレートは12枚

1枚に2色盛るので、全24色。



一番最初に手がけた色たちが

この3個(6色)。



釉薬の状態(焼成前)がこちら↓







どれも、釉薬の色そのままでした。



釉薬名には「半透」という文字もあるのですが、


結局、不透明感が強く、

釉薬の状態はサラサラなのに焼き溶けにくい。

いつもの温度では1分では足りない。


・ネーミング情報を鵜呑みに出来ない(笑)

・いつもの温度より高くする

・焼成時間も少し長く必要。タイマーだけに頼らない。


色々な事を教えてくれた色たちでした。



製造停止してから20年経っていますが、

全国各地で七宝教室を始めた大先輩たちには

超お馴染みで、

今でも「○○ありますか?」と

お問い合わせ頂くほど、

激しく愛された釉薬たちです。



この大先輩方も、

今の私のように思考錯誤しながら、

色見本を作り、

自分の出したい色を

模索していたのかもしれませんね。




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