我が家には自分で描いたいろんなポーズの天使になった藍ちゃんのクッションが8個あります。
藍ちゃんが亡くなった年の秋に、
私が通っていた絵画教室の展示会があり、ネコの絵と藍ちゃんクッションを出品しました。
一個一個描いていくうちに、藍ちゃんを失った悲しみが本当に少しずつですが癒されて行きました。
自分は絵が描けて良かったな、と思いました。
でも、描いていて、「藍ちゃんのここはどうなってたかな?」と思った時、本人がいないので確認することが出来ません。
「ああ、もう藍ちゃんはいないんだぁ…」と思うと、涙で作業が中断した事が何度もありました。
そんな思い出のある藍ちゃんクッション。
もう2年が過ぎましたが、今では旦那と藍ちゃんの話をするときは笑顔で話してます。
懐かしい藍ちゃんの思い出ばなし。
旦那は子供の頃から猫がいた生活だったようですが、「藍ちゃんは最高のネコだった」と今でも言っています。
藍ちゃんと旦那は相性バッチリでした。
哀しみは、確かに癒えます。
少しずつ、少しずつ、時間をかけて、
ゆっくり、ゆっくりと。
哀しみは、素敵な思い出に替わって行くんですね。