結局、父の契約には応じなかった。

娘の妊娠中に、無理を言ってくる父の事を全く理解出来なかった。
自分も子の親だから余計に腹が立った。
子供の事を心配したり思いやる事の出来ない親ってなんなんだと悲しかった
こんな歳になっても、私は子供なんだな~って思い知らされた。

悲しくて寂しいけど、自分の精神安定のためとにかく会わないようにすごしていた


夏も終わり、秋になった。

この頃、父はどんどん偏屈になった
仕事でミスをする事が多くなり家でもイライラしていることが増えたそうだ。
上司をターゲットにして、いろんな人に悪口の電話をしていると母が愚痴っていた。
人の悪口って聞いているといやーな気持ちになるもんね。

ある日、雨がすごくて実家の近くに雷が落ちた。
その影響で、実家の家電全てが使えなくなった

この時、工事や問合せの電話全てを母がしたそうだ。
お父さんが、全く役に立たないと母が嘆いていた。

父は、いろんな所へ電話して人と話すことがとても得意な人だった。

これも、認知症の症状だったんだよなー
どんどん伏線回収されていくわ。