前回の日記で『ボストンの冬、今真っ只中って感じです』とか書きましたが、なんか暖かくなってきました
最高気温がマイナスな日が無いだけで大分暖かい…!
川の水も完全に溶けちゃいましたし、ダックツアーの船が川を渡っているのを見ました(毎年こんなに早くから走っていましたっけ?)
このまま暖かくなってくれることを祈ります…
私はたまに、平日に子供達を連れてサイエンスミュージアムに行きます。
日本で言う『科学博物館』みたいなところです。
ボストンのサイエンスミュージアムは0歳から楽しめるスペースもあるので、娘も十分に楽しんでいます(うちの場合は長女の行動に合わせて、次女は常に抱っこ紐で抱っこされているだけなのですが…)
平日はそんなに混んでいないのですが、小学校の課外授業的なやつで団体さんがよく来ています。
今回私が行った時も、小学生や学生の団体さんが何組か来ていました。
色んなスペースがある中、娘の目を引いたのは『ブランコ』。
屋内公園みたいなスペースでのブランコが気になったみたいで、走って近寄って行く娘…
しかし小学生の団体さんがめっちゃテンション高くブランコを乗り回してる!
娘は丁度『待つ』『順番』の訓練中
丁度ここで練習させようと思い
「今お姉ちゃんとお兄ちゃんが遊んでいるから待ってようね。順番だよ。」
と言い聞かせ、待たせようと思うも泣く娘(最近なんでもすぐ泣くから困ってます…)
それでも根気よく言い聞かせる私
その心の中では
(小学生の団体のこのテンションのあがりようはしばらくはブランコ空かなそうだな〜…)
と思っていました。
すると、テンション高く遊んでいた団体さんの中から女の子がこちらに駆け寄ってきて
女の子「もしかしてこの子ブランコに乗りたいの?」
私「?!う、うん」
と言うと、なんとうちの娘を抱えてブランコに乗せてくれました
(えー!なんて良い子なの?!で、でも他の子はそれを許さないんじゃ…喧嘩が始まったらどうしよう…)
と思っていたら
他の女の子「ここに座って!」
男の子「小さい子だから優しく揺らすんだぞ!」
とか言ってくれて誰も文句言わなくてビックリ
そして娘はお姉ちゃんとお兄ちゃんにブランコ揺らしてもらってニコニコ
(娘がブランコに乗った時に数人その場からいなくなったので、多分不満がある子は他の場所にサッと行ってくれたのかなと思います)
なんだか、その光景に思わず目頭が熱くなる私…←今思うとえ?なんで?って思うけど子育てしんどい中、周りの人に助けられるってこんなに心救われて嬉しいものなんだなと思ったのです…
すぐに女の子にまた譲り返すつもりでしたが、先生の集合がかかってしまい、女の子達とはそのままバイバイすることに
何度も女の子にお礼を言い、女の子は照れくさそうに帰って行きました
実は前にも小学生だか中学生だろう子にエレベーターを譲ってもらったこともあり(うちが赤ちゃん連れていたため)、きっとアメリカではそういう風に躾けられているというか、これが普通なんだろうなぁと思いました
毎日毎日泣きそうになりながら子育てしてる中のほっこり話でした
また明日からも頑張ろう