「春は言葉にできない季節」 | シンカの進化

シンカの進化

シンカが日々の生活で体験したことを書いてみたいと思います。

春は言葉にできない季節  ゆっくりとゆっくりと歩くだけ
光も影も溶け合いながら  まっすぐにまっすぐに祈るだけ

少し前は君がいたね  僕の隣りに君がいたね・・・
柔らかな雨が止んだ頃  扉を開け世界(そら)に旅立ったね
僕は今の道を行くよ  もう少し頑張るから
膨らみ始めたつぼみに  君の姿を重ね合わせている

少しばかり不安な表情(かお)を見せていた
初めての世界(そら)に行くのだから当たり前さ
大丈夫  そのままで
時空(とき)を越えても世界(そら)を越えても  君は君

春は言葉にできない季節  ゆっくりとゆっくりと歩くだけ
光も影も溶け合いながら  まっすぐにまっすぐに祈るだけ

少し前は君が歌い  僕の隣りで君が歌い・・・
降り出した春雨の音に  君の声を想い重ねていく
僕は歌は止めないから  限り来るまで続けるから
君に届くことを祈り  限り来るまで歌い続けるから

時空(とき)を越え世界(そら)を越え届くこと祈る
君が扉開け旅立った世界(そら)に向かって
ひたむきに  ひたむきに
時空(とき)を越えても世界(そら)を越えても  僕は僕

春は言葉にできない季節  ひたむきにひたむきに歌うだけ
光も影も溶け合いながら  まっすぐにまっすぐに祈るだけ

春は言葉にできない季節  ゆっくりとゆっくりと歩くだけ
春は言葉にできない季節  ひたむきにひたむきに歌うだけ
まっすぐにまっすぐに祈るだけ
(2005年作詞作曲)


春は別れと出会いの季節。
12年前、3年間、僕の指導を受けながら一緒に仕事をし、そして新たな世界に自立していった職場の後輩に向けて作った曲。僕にとっては初めての後輩で、試行錯誤をしながら指導したっけ・・・

その後輩も今は3児の母。離れた地で、幸せそうな家庭を築いていることを、年賀状で伝えてきてくれる。

今年も、いくつかの別れと出会いがあります。別れにまつわる気持ちは、いろいろと複雑すぎて、正直、言葉にできないね。

では!