「やさしい雪」 | シンカの進化

シンカの進化

シンカが日々の生活で体験したことを書いてみたいと思います。

高校時代、冬期間は、雪道を歩きながら、登下校していました。

要した時間は片道約30分。

僕の高校時代は、今よりも雪が多く、雪の期間も長かったように思います。

往復1時間は、僕にとってはクリエイティブタイム。

白い世界の中を歩きながら、

いろいろなことを考えたり、

悩んだり、

作曲をしたり、

作詩をしたり、

そんな時間でした。

車を運転できるようになった今となっては、

そのような時間は極めて少なくなりました。

とても貴重な時間だったように感じます。

その時に作った一曲が、以下に記した「やさしい雪」です。

大学時代に、親友が、シンセサイザーでアレンジしてくれました。

良かったら聴いてください。



「やさしい雪」

やさしい雪だね こんな日は
このままどこかへ歩いていきたいね

今何となく見つめてる 君の顔 君の瞳
悲しそうだね 揺れている 涙を見せないで

今日も雪が降る 街角で二人たたずんで
今日も雪が降る 二人を白く変えていく
雪降る街でずっとこのまま君を見つめていたいよ

やさしい雪だね こんな日は
微笑み交わして想い出語ろうよ
やさしい雪だね こんな日は
このままどこかへ歩いていきたいね

冷たくなった君の手を温めてあげたいよ
「心配なんてしないでね」 わざと強がる君

今日も雪が降る 別れの言葉せつなくて
今日も雪が降る 見つからないのに探してる
優しい君と過ごした日々を僕は忘れはしないよ

やさしい雪だね こんな日は
何にも言えずに悲しみ感じてる
やさしい雪だね こんな日は
このまま時間が止まればいいのにね

やさしい雪だね こんな日は
このままどこかへ歩いていきたいね
やさしい雪だね 君は今
流れる人込みにまぎれて消えていく