うちの息子は、生まれた時からボヤんとした性格であった。
新生児の頃は、ずーっと寝ていた。(看護師さんに、ちゃんと3時間おきにおっぱいあげなきゃダメじゃないですか、と叱られたかつてのアタシ。寝てたらいいのか?と思ってほったらかすダメ母w)
アタシは彼をあまり叱る必要はなかったので、彼を叱った記憶は数少ない。(はずだ。ほんとのところは、彼に聞くしかない。)
でも彼は、アタシをものすごくイラつかせることを、数年に一回のペースでする。
彼が中学生のとき、夏休みの宿題で、ペンキを塗る機会があった。
アタシがパートから帰ると、部屋はシンナー系の匂いが充満していた。
そして部屋の壁や床に、彼が使った黄色のペンキが、ぽちぽちと着いている。
アタシはまだそんなにイラついてなかったはずだ。
ゆっくりと話しかけたつもりだ。
「あんたこれ、どないすんの?
なんで家の中でペンキ塗るかなあ?
ベランダで塗ったらエエやないの。
それにこのペンキ、油性やろ?
落とすのに、シンナー要るで。」
「落ちるって!
歯磨き粉で落ちた!」
ポチっとな。(アタシのイライラスイッチが入る音)
今なんてー!?
歯磨き粉で落ちるて、聞いたことないわっ!
(彼は純朴だ。本気で歯磨き粉で落ちると信じている。その場しのぎの口からでまかせではない。が、その純朴さが、どうにもアタシをイラつかせてしまうのだ。)
水性、油性も知らんのかっ!
どーしてその齢で、一般常識を知らないんじゃっ!
息子と言い合いしましたわw
まあなんてくだらないことよw
アタシは「無知」が嫌いらしい。
たぶんジミー大西みたいな人がそばにいたら、アタシはイライラしっぱなしだろう。
(もっと息子にイラついたネタもあるのだが、またいつか書こう。
あ、22歳の今は、もっと賢くなってますから、ご心配なくw
さすがに歯磨き粉でペンキが落ちるとは言わないだろうw)
お義母さまに対しては、まだ言い合いはしたことが無いはずだ。
別居だしね。
とほほ笑い、つくり笑い、ディスり笑い、ほのぼの笑いもたまにあるか、
で、やり過ごしている。
お義母さま、「無知」ではないもん、屁理屈、ビミョーにズレてるお義母さまワールド哲学、を押し付けてくるだけだから。
お義母さまは、病気の進行につれて、「無知」に近づいてしまうのかもしれない。
マズイ、アタシはきっとイライラするだろう…。
うーん、介護施設の検討しとこーっと。
ウソでもなんでも、ニコニコできるほうがいいと思うからね。