にゃん助の釣り日誌

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にゃん助です真顔



本日はAmazonプライムで絶賛配信中のドキュメンタルについて語りたいと思います







ドキュメンタルとは?

松本人志が手掛ける新時代のお笑いエンターテイメントと銘打たれた
裸・下ネタなんでもありのお笑い番組


お笑い芸人が10人集められ、それぞれが100万円を持参し
そこに支配人である松本人志の完全自腹の100万円が上乗せされ
勝てば総取り、1000万円を手に入れるという構図となっております。


ルールは簡単


6時間『笑ってはいけない』というだけ。


ただ、その6時間はプロのお笑い芸人が集う小部屋で過ごさなければならないので
爆笑必至の笑いの殴り合いが6時間行われる!



これはかなり前評判と僕の期待値も高かったですニコニコ



現在シーズン9まで出ていますが、本当に面白いです(笑)


千鳥が裸で漫才したり、ロバート秋山がケンコバとローションプレイしたり


地上波では真似できない下ネタ盛り沢山です(笑)





ただ、





シーズン1と2は正直、面白くなかったです(笑)



色々とネットでも物議を醸してますが、僕の独自の解釈を記していきたいと思います




まず、その原因というのが【お笑い】に最も必要なパラメーターの【笑う】という行為が許されないからです


この原因についてはおそらく【笑う】が禁止されてても
大晦日の【絶対に笑ってはいけない24時】は毎年めっちゃおもろいやん!と指摘される方もいると思います



しかし、大晦日の【絶対に笑ってはいけない24時】との圧倒的な違いは笑わす側と笑わされる側が2つ明確に別れているということ。



笑わされる5人は常に受け身でも番組は進行成立します。



それに笑ってもケツを柔らかい棒叩かれる程度



一方、ドキュメンタルは100万円没収だけでなく、笑ってしまって退場が早まれば早まるほど出演時間が減って爪痕を残せなくなります


もう、一回の笑いに対する重みが違いすぎます。


それに【絶対に笑ってはいけない24時】に関しては
芸能界の大御所が仕掛人として出てきた時は空気を呼んで【笑ってあげてる】始末です。

しかし、【笑ってあげてる】という行為は番組を円滑に回すには絶対に絶対、必要な条件なのです。

(↑これが1・2が面白くなかった真理であり、ドキュメンタルが難しい要因)



それに何十年も共に番組を作ってきた演者およびスタッフ・構成作家がお互いを知り尽くし、強い信頼感で製作された番組と
出来立てホヤホヤの右も左もわからない番組と演者ではワケが違いますからね



そしてドキュメンタルは10人が各々、自分は笑わずに相手を笑わせる

これって簡単そうに見えてかなり難しいんですよ(笑)



【笑う】という行為が【お笑い】のパラメーターという話は前述させていただきましたが、

プロのお笑い芸人は
実は【笑わせる】のも上手いですが、【笑う】のも上手いんです



バラエティーで俳優や女優、歌手やスポーツ選手などがゲストで来られた時
出演者をイジって笑いを取ることは勿論、演者のトークに合いの手を入れるよう絶妙に【笑ってあげてる】んですよね



そうすることで
バラエティーに馴れてない演者さんをバックアップし、番組を成立させやすいように尽力しています。



しかし、これはお笑い芸人にも言えることで

お笑い芸人も自分のボケやツッコミの手応えをまわりの【笑い】をパラメーターにして自分の笑いの調整を行います。

手応えが良ければ自信がついてボケていけますし、ツッコミも小気味良くできます



プロのお笑い芸人でも
番組の司会などを手掛ける大御所のダウンタウンやとんねるずなどは【笑ってあげる】ことで

『今の面白かったからもっとボケてけよ!ツッコめよ!』

と中堅・若手ゲストのお笑い芸人の笑いを全面的にバックアップしています


【絶対に笑ってはいけない24時】で松本と浜田が笑った回数が毎年1位と2位なのは
そのステージに立つ芸人だからこその職業病だからですね。


大御所だけでなくても
お笑い芸人は暗黙の了解で【笑う】ことでお互いにボケやすい、ツッコミやすい空気を作ります

お笑い芸人達は自ら笑うことで自分がボケる時やツッコむ時の助走を取ってるんですよね。





さてそんな中、個室で普段使ってる笑いの空気清浄機は使用不可能になり、笑えば100万円没収・出演時間減少……


これはプロのお笑い芸人でもかなり厳しかったようで、シーズン2に関しては空気最悪でした(笑)


ノブコブ吉村とアンジャッシュ小嶋に関してはまわりの笑いありきの芸風ですし、
まわりが笑わなければ『ただ怒ってる人』になってて
まわりも笑ってあげたいけど、サポートできないし…🤔



そして、フジモンや宮川大輔など
笑わずとも空気を循環させて番組として成立させられる技量の高い面白い芸人ほど早くいなくなります(笑)



そしてノブコブ吉村やジャンポケ斎藤など
【笑い】がなくてスベってるのかウケてるのかわからなくて
笑いの平行感覚が無くなってドツボにハマった面白くない芸人ほど残り、最悪の番組となってました(笑)



僕は見てられなくて途中で見るのをやめて、優勝者はネットの感想で知りましたガーン



シーズン3は松本人志も笑わずとも空気を循環させられる芸人を多く取り入れようとメンバー構成を変えてきました


フット後藤・ケンコバ・サンド伊達


シーズン1と2に比べてかなり面白かったですが、結局場をまわす面白い芸人ほど先に消えて
面白くない場の空気を悪くする芸人だけが残ってしまう現象は防げなかったのが残念でした(笑)


TKO木下と極楽トンボ山本の最後のタイマンはもう早送りでしたね…


けど、木下も山本もアウェイ過ぎたので同情してます(笑)
他のメンバーからしたら、しばらく消えてた吉本の先輩山本
松竹で芸歴が長く扱いずらい木下

この2人には後藤もケンコバも気を使って有効なパスがあまり出せておらず
山本・木下の2人が波に乗れずに苦戦するのは致し方がないかな~と見ていて感じました。





しかし、これらの事例を受けて
支配人・松本人志がキチンと軌道修正してドンドン面白くなってるので是非ともAmazonプライムで視聴してくださいウインク


プロのお笑い芸人たちが【笑えない】障害を乗り越え、どうやって笑いを起こすのか!?




必見です!!






SIROさん!!!!





ジェッッ!!!!!!