霧の森大福でとても有名な「道の駅霧の森」を初めて訪問しました。

 愛媛県東部の四国中央市の静かな山あいに位置する道の駅ですが、大福を買い求める来客で休日には行列ができるほどです。

 わたしは今、JA直売所と道の駅でもち工房の商品作りのお手伝いをしています。

 もちと言えば、直売所でもやはり大福が大人気。製造工程も見学することができ、商品作りのヒントをたくさん得ることができました。

     

4月より、日本農業新聞紙上で「売れる運営アドバイス」の連載が始まりました。
毎週日曜日、直売のページにおいて1年間、農産物直売所の運営について詳しく解説します。
先に出版した『農産物直売所で稼ぐ70の極意』は、出品者の〈役割と行動の形〉が中心でしたが、
この連載では直売所があるべき〈運営の形〉に焦点を当てています。
ぜひお読みくださいね!

 先日、岐阜県飛騨市役所の食のまちづくり推進課が主催する直売所講演会で、講師を務めました。

 演題は「春から農繁期に向けての栽培~直売所で売れている野菜の紹介と出荷の時のちょっとした工夫で売上アップ~」です。

 主な夏野菜を取り上げ、直売所で人気の品種や今後人気になりそうな品種の栽培をお勧めしました。50名ほどの参加者の皆さまは、熱心にメモを取ってくださっていました。

 また、出荷の工夫では、見た目の良さや商品PRの必要性、価格付けの工夫やアイデア満載の売り方など、6つの工夫を詳しく説明させていただきました。

「農産物直売所で稼ぐ70の極意」(家の光協会)を出版しました。

 

 直売所に関する本は11年ぶりで3冊目になりますが、今回は農産物や加工品の出品者に求められる<役割と行動の形>を、あらゆる視点から組み立てたものです。直売所の主役である出品者が、自らの役割をしっかり理解し、実際に行動に移してほしいとの思いを込めて書き上げました。

 

 出品者だけでなく、直売所の運営者や行政の担当者、消費者の方々にも読みやすい内容ですから、ぜひご一読ください。

7月10日からの4日間、韓国の若者を日本の直売所や道の駅に案内しました。

この視察研修団の主催は韓国政府で、韓国の農水省の外郭団体のaTが委託を受けて実施しています。

毎年、3回ほど開催され、視察案内は今年で3年目になります。

今回は総勢21名で、農業青年やレストラン経営者など、すべてが20歳代の若者です。

東京都内のホテルに3泊し、埼玉や千葉、群馬県の直売所や道の駅のほかに、私の母校の千葉大の植物工場、有楽町の無印良品の店舗、銀座のAKOMEYAなど、農業で起業を目指す若者たちに刺激となるような場所を選定した次第です。

 

また、講演会を開催し、日本の直売所の現状やにぎわっている背景などをわかりやすくお話しいたしました。

 

次回は、10月下旬に、韓国の直売所関係者も対象に、関西方面で開催される予定です。

今回と同様に4日間同行し、日本の直売所のお話をたっぷりさせてもらいます。