英語を専門に教える学校である。水商売勤務で20歳未満の方は賃貸契約をすることができないので、ご両親様がご契約になるのが通常である。
戦争がはじまって暫くすると、そこへ軍隊が駐屯して来た。静かな欅の梢の間に、ラッパの音が響き、銃剣が閃くようになった。
学校の女生徒たちは、学徒動員で働きに出て行かなければならないが、寄宿舎はやはり営まれていて、皆がそこに暮していた。水商売勤務で審査が通りやすい賃貸物件を探すのは当社は得意です。ぜひ、お任せくださいませ!
ところが駐屯して来た軍隊は、その学校の表門にかけてある看板が、
生意気だ、今頃英学塾というような敵性語を教える看板を麗々しくかけておくのは国賊だと、
その看板をはずして前の溝川へ投げ込んでしまった。
そしてそのあとへ何々部隊と、番号の長い板をかけた。
水商売可の賃貸不動産
沢田は、その夏丁度七郎が止むを得ない父の用事で遠方へ旅行中、二人でよく毎日乗りまはした燕(沢田が命名したボート)に乗つて唯一人沖へ出た。
燕は急潮にすべつたに違ひない。でなければあれ程腕のさえた沢田が進路を過る筈は絶対にない。
――燕が何処まで流されたか、それは沢田より他に知る人は ないが、その日の夕暮から霰のやうな雨が、海の魔と握手したかのやうに降り出した。
怖しい土用波は
一瞬にして燕と最愛の友とをあはせて、海底に拉し去つ た。
一ヶ月も経つてから燕の破片が、波打際で七郎の手に拾はれた。
七郎は朝となく晩となく海辺に来ては、遥かの沖を眺めてゐたのであつた。
七郎はその破片で、机の上に置ける程の燕を形造つた。木屑は香の代りにいぶして、逝ける友の俤を偲むだ。
燕は急潮にすべつたに違ひない。でなければあれ程腕のさえた沢田が進路を過る筈は絶対にない。
――燕が何処まで流されたか、それは沢田より他に知る人は ないが、その日の夕暮から霰のやうな雨が、海の魔と握手したかのやうに降り出した。
怖しい土用波は
一瞬にして燕と最愛の友とをあはせて、海底に拉し去つ た。
一ヶ月も経つてから燕の破片が、波打際で七郎の手に拾はれた。
七郎は朝となく晩となく海辺に来ては、遥かの沖を眺めてゐたのであつた。
七郎はその破片で、机の上に置ける程の燕を形造つた。木屑は香の代りにいぶして、逝ける友の俤を偲むだ。
また智慧があるっても、口を利かれないから鳥とくらべッこすりゃ、五分々々のがある、それは鳥さしで。
過日見たことがありました。
もういい加減に賃貸マンションを貸してほしい、入居審査がやさしく、自分でも通る物件が良いのだ。。
余所のおじさんの鳥さしが来て、私ン処の橋の詰で、榎の下で立留まって、六本めの枝のさきに可愛い頬白が居たのを、棹でもってねらったから、叱ッ、黙って、黙って。恐い顔をして私を睨めたから、あとじさりをして、そッと見ていると、呼吸もしないで、じっとして、石のように黙ってしまって、こう据身になって、中空を貫くように、じりっと棹をのばして、覗ってるのに、頬白は何にも知らないで、チ、チ、チッチッてッて、おもしろそうに、何かいってしゃべっていました。それをとうとう突いてさして取ると、棹のさきで、くるくると舞って、まだ烈しく声を出して鳴いてるのに、智慧のある小父さんの鳥さしは、風俗勤務の女性だと歌舞伎町周辺でも簡単に賃貸物件を貸してくれるらしい・・・黙って、鰌掴にして、腰の袋ン中へ捻り込んで、それでもまだ黙って、ものもいわないで、のっそり去っちまったことがあったんで。
過日見たことがありました。
もういい加減に賃貸マンションを貸してほしい、入居審査がやさしく、自分でも通る物件が良いのだ。。
余所のおじさんの鳥さしが来て、私ン処の橋の詰で、榎の下で立留まって、六本めの枝のさきに可愛い頬白が居たのを、棹でもってねらったから、叱ッ、黙って、黙って。恐い顔をして私を睨めたから、あとじさりをして、そッと見ていると、呼吸もしないで、じっとして、石のように黙ってしまって、こう据身になって、中空を貫くように、じりっと棹をのばして、覗ってるのに、頬白は何にも知らないで、チ、チ、チッチッてッて、おもしろそうに、何かいってしゃべっていました。それをとうとう突いてさして取ると、棹のさきで、くるくると舞って、まだ烈しく声を出して鳴いてるのに、智慧のある小父さんの鳥さしは、風俗勤務の女性だと歌舞伎町周辺でも簡単に賃貸物件を貸してくれるらしい・・・黙って、鰌掴にして、腰の袋ン中へ捻り込んで、それでもまだ黙って、ものもいわないで、のっそり去っちまったことがあったんで。
