人の「せい」にしない生き方を

生き方の主軸に置いてから

13年の月日が過ぎました。

 

奥の深さを感じています。

 

13年前の

その当時、まだ、人の「せい」の知識も

浅く、不慣れな頃のお話です。

 

共同で会社起こして

新規事業を始めたいという

若い男女の相談を受けたことがあります。

 

彼女の方が主導権を握っているようでした。

 

 

初めて、お会いしたお二人でしたが

とても、意気投合しているようで

準備も順調に運んでいる様子でした。

 

 

内容も分かりやすく説明して頂き

考え方もしっかりしていて

やる気も充分伝わってきたので

 

「アドバイスは、必要ないですね」

と笑ってしまいました。

 

 

が、・・・・・・・

何かが引っかかります。

 

二人の夢に

水を差すのも、野暮なことだと

そのことには触れず

押さえどころを重点に話を進めました。

 

二時間ほど話をしたでしょうか

コーヒーを飲み干し、

 

「力になれたかどうか、分りませんが・・」

「頑張ってください」と言うと

 

若い彼女の方から、「最後にひとつ」

「一番、気をつけなければならないこと」

が、あれば、教えてくださいと言います。

 

余計なことを・・・。

気を許していたんですね。

 

「もし万が一、お金で行き違いがあっても」

「相手の、せいにしないことですね」

といってしまったんです。

 

「はい?・・・え!」

「私が、ひとのせいにする?」

「お金の問題で?」

 

心外だと言わんばかりに

硬直して横を向きます。

 

「そっ、そういう意味じゃなくって・・」

と、つくろってはみたものの

気まずさが、残ってしまいました。

 

一か月後、会社がスタートしたと

彼女からのメールを受け取ります。

 

「おめでとう!」のメールを返しました。

 

 

半年後、お金のことで揉めて

険悪になり、会社が解散したということを

風のうわさで耳にしました。

 

相棒が

彼女のお金を使い込んだようです。

相棒のせいにするなと言う方が

無理がありますね。

 

と、思いつつも

共同で何かをする場合は

忘れずに、抑えなくてはならない

重点ポイントであることは

間違いないと思ったしだいです。

 

読んで頂きまして

ありがとうございました。

 

 

  慎斎