自衛隊員を記者として雇う破廉恥御用新聞産経 | 本宮ひろ志先生を支援する勝手連(通常時・ネット右翼問題を考える国民会議)

自衛隊員を記者として雇う破廉恥御用新聞産経

新聞記者だと思って取材に応じていたら、実は税金泥棒憲法違反の自衛官だった。

そんなとんでもないことがこの日本で平然と行われているのを皆さんご存知だろうか。

共産党や諸週刊誌の報道を総合すると、産経新聞社は防衛庁の要請を受け、一九九二年から毎年二―三人、合計三十六人(今年度を含め)の自衛官を派遣研修という名目で一年間受け入れ、実際に社会部や政治部などで取材活動に当たらせていたという!!!
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-06-19/14_01.html


赤旗によると
 
2003年では陸海空自衛隊からそれぞれ三佐(少佐)クラスを一人ずつ計三人。

社会部や政治部、経済部、運動部を数カ月ずつで異動、一年間研修と称して記者活動を行っていたというのだ。

なかには官邸記者クラブで総理番記者を務めた自衛官もいたという!!!!

コイズミは知っていたのであろうか。

「あー 空佐の××君か。今産経で研修?ご苦労様。今度イラク行けなくて残念だったねえ」なんて会話してたかもしれない。

というか、総理の番記者だけでなく野党への取材も行っていた可能性も大いにある。まあ相手が産経だから左派政党は警戒したろうが、しかし自衛隊員の記者というなら取材お断りという議員も絶対いただろう。

尚、この破廉恥な権力との癒着ぶり、自衛官の産経新聞への派遣研修については、防衛庁も産経も既に事実を認めているという。

しかし、恥知らずな産経新聞は防衛庁の要請を受け入れた理由について「人材交流はこばむ理由がないので受け入れた。とくにこういうメリットがあるというようなことは考えていない」と開き直っているとか。

何が「人材交流」だ。

だいたい、この問題を特集した『週刊金曜日』六月十一日号によると、全国紙五社のうち、防衛庁から派遣の要請があったのも、研修を受け入れたのも産経だけだったというから、どれだけ親しい関係かよくわかる。


本当に権力との癒着の極である。こんな新聞社の記者の脳みそには「マスメディアは第四の権力。他の権力の不正を監視する役割がある」との言葉は一文字も入っていないことだろう。

しかも忘れていけないのは自衛隊には、民間人まで監視の対象にした情報組織、調査隊があるということだ。

この調査隊!!防衛庁の情報公開を申請した人間の身辺調査をしたり、隠しカメラで訪問者を盗撮したりと、CIAのようにふるまっとる悪名高い部署である。

今度発覚した研修メンバーに調査隊員がふくまれているかどうかについて、防衛庁は明らかにせず、産経新聞側は「それ(調査隊員の派遣)はないでしょう」とのべているだけ。これはかなり怪しい。

というか、派遣されたのが調査隊でなくてもかなり危ない。自衛隊がマスメディアに首つっこんで何するんだということだ。将来のメディア操作か情報統制か。


それにしてもまったくもって産経新聞の電話アンケートでも記者の取材でも決して応じてはいけない。

へた言うと、そのうち軍政とか出現した日には、しょっ引かれるかもしれない!!!

まあそこまでいかなくても記録取られてて公安とかにまわされる可能性も大である。


権力の犬には注意しませう。